今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第29回が5月8日に放送され、豪（細田佳央太さん）と蘭子（河合優実さん）のやりとりが視聴者の注目を集めた。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　◇以下、ネタバレがあります

　「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と暢さん（1918年～1993年）夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

　豪（細田佳央太さん）の壮行会の日。蘭子（河合優実さん）は、のぶ（今田さん）に背中を押され、勇気を出して豪のもとへ。しかし、互いに思いを伝えることができず、ぎこちない空気が流れる。その後、壮行会が盛大に行われ、豪は挨拶の席で朝田家の人々に感謝を伝える。

　のぶたち三姉妹がよさこい節を歌って盛り上がる中、たまらず席を外す豪は、そのまま朝田家を離れようとする。

　そんな豪を追いかけた蘭子は「豪ちゃん……は足が遅いき、弾に当たらないか心配や。きっともんてきてよ。きっとやのうて、絶対や」と本音を伝える。すると豪は「わしからもお願いがあります。無事もんてきたら、わしの嫁になってください」と求婚。突然の言葉に「え……？　ん……」と蘭子は驚きつつも、そばで見守っていたのぶの「豪ちゃん、行ってしまう」との言葉に背中を押され、「うち、おまんさんのこと、うんと好きちや。豪ちゃんのお嫁さんになるがやき。もんてきてよ」と答えると、豪も「ありがとう。もんてきます。絶対に」と約束した。

　やっとのところで互いの思いを確認しあった二人。そこに息を切らした羽多子（江口のりこ）が現れると、蘭子に着替えを渡し「今夜はもんてこんでえい」と送り出した。

　SNSでは「やっと言ったぁー」「やっとお互いの想いが通じあった」「ようやくか。こんなことでもないと言えなかったセリフやな」などと視聴者は反応しつつ、同時に「嬉しいけど、なんでかつらい」「豪ちゃんはもんてくるのかな？」「あぁすでに辛いやつやん」「フラグ……でないといいなぁ」と心配を募らせていた。