吉川愛:厳しい教官役の内野聖陽、素顔は「とてもチャーミング」 鈴木京香との親子役に「まさか!」

連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」に出演中の吉川愛さん
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連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」に出演中の吉川愛さん

 航空自衛隊の全面協力で制作され、俳優の内野聖陽さん主演で放送中の連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)。主人公・宇佐美(内野さん)の娘の勇菜を演じる吉川愛さんに、撮影の舞台裏や内野さんの印象について聞いた。

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 ドラマは、救難活動の精鋭部隊で人命救助「最後の砦(とりで)」といわれる航空自衛隊航空救難団の救難員、通称PJ(パラレスキュー・ジャンパー)を目指す訓練生たちが、厳しく型破りな主任教官・宇佐美のもと、苛烈な訓練に挑む姿を描く。

 吉川さん演じる勇菜は、大学4年生で、宇佐美と離婚した母・真子( 鈴木京香さん)と二人暮らし中。家庭を顧みずに仕事に打ち込んできた父・宇佐美を自分勝手だと感じ、反発心を抱いているが、大学の卒論のテーマに「航空救難団」を選び、父がいる小牧基地にやって来て、訓練の様子を取材する。

 演じるうえで「気の強さ」を意識しているという吉川さん。「名前の“勇”は勇気の勇なので、強い人間で居てほしいと最初にスタッフさんから言われました。あの宇佐美さんの血を継いでいるので、(自衛隊の基地にいても)おどおどするとかはなく、強気な女の子であることを意識して演じています」

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 内野さんとは初共演。「とても熱量を持っている方です。教官役として一番体格が良くないといけないからと、クランクイン前から体作りをしていらっしゃったのですが、撮影が始まってから筋トレをする時間が少なくなったそうで……撮影の合間の時間を見つけては必ず筋トレをしていらっしゃるんです。撮影自体がとても過酷なので、合間には休憩したいと思うところを……かっこいいです」と、役への向き合い方に感銘を受けたと語る。

 内野さんの“素顔”について聞くと「とてもチャーミングな方です」とにっこり。「時折みんながフッと笑うようなお話をしてくれます。厳しい教官役ということで勝手に少し怖い印象を抱いていたのですが、とても優しくて、気さくで。『大丈夫かな?』と思うことがあれば、内野さんが(いつの間にか)すっと声を掛けに行っていたり、周りのこともよく見ていらっしゃる方だなと感じました」

 母親役の鈴木さんとは、2013年放送のドラマ「夜行観覧車」(TBS系)以来の共演となった。「前回共演させていただいた時は、鈴木さんが演じる役の娘さんに対して、とてもひどいことをしてしまう役だったので、今回は(私が)娘に変わって面白いねってお話をしていました。まさか鈴木さんの娘役ができるなんて!と(笑)」

 物語は中盤に差し掛かっており、最初は父に反発していた勇菜の心境にも変化が見られるようだ。「お父さんの職業を理解して、少しずつ勇菜自身も変わっていきます。現場でお父さんの姿を目の当たりにし、人が救われていることを知り、考え方が変わっているなと演じていても感じます。お母さんにぽろっと(本心を)発するセリフがあるので注目していただけると嬉しいです」とアピールした。

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