秋野暢子:50歳で絵を始める 「知らない世界」に触れ「人生に潤い」 個展の収入はがん関連に寄付「喜んでもらった」 「徹子の部屋」で

5月19日放送の「徹子の部屋」に出演した秋野暢子さん=テレビ朝日提供
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5月19日放送の「徹子の部屋」に出演した秋野暢子さん=テレビ朝日提供

 68歳の俳優、秋野暢子さんが、5月19日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。50歳で始めた絵を描くことや、がん闘病の経験から創作による社会への還元などを語った。

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 絵を始めたのは50歳の時。3年前のステージ3の食道がんは寛解したが、お世話になった医療関係者やいろいろな人に感謝の気持ちを込めて、今まで描きためていた絵で個展を開た。そこで得たお金をがん研究をはじめとするがん関連分野に寄付をして、とても喜んでもらったという。

 絵の基本はアクリルだが、ガラスや石こうを使った作品もある。スタジオで披露したさまざまな作品に、黒柳さんは「あなた本当に上手なんだよね」「素敵」と絶賛した。

 秋野さんは、「新しいことに挑戦していくというか、知らない世界をやっていくのは、人生に潤いが出る」と話す。「私は基本的にちまちまやるのは大好き」と、縫い物や編み物なども好きだという。

 「年を取ってくると、いろんなことに、ちょっともう無理かなとか、できないかなとか言って、引っ込み思案になったりするじゃないですか。でも、新しいことをやっていくと、今まで会ったこともない方たちと出会えたり、新しい人間関係ができたり(する)」といいい、個展を開くとがんサバイバーや現在闘っているがんファイター、家族らが来場し、「元気をもらえる」「勇気もらえた」などと言ってもらえる。「お役に立ててたらいいなと思いながら」創作していると話した。

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