市川染五郎:犬のぬいぐるみと祖父・松本白鸚からもらった指輪を披露 演じた人物の絵を描く理由を明かす 「徹子の部屋」で

12月23日放送の「徹子の部屋」に出演した市川染五郎さん=テレビ朝日提供
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12月23日放送の「徹子の部屋」に出演した市川染五郎さん=テレビ朝日提供

 歌舞伎俳優の市川染五郎さんが、12月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。祖母から贈られたぬいぐるみや祖父の2代目松本白鸚さんからもらった指輪などを披露した。

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 2、3歳の時に祖母からプレゼントされたのが犬のぬいぐるみ。「ボン吉」と名づけ、モデルにして絵を描いたり、「ボン吉」の芝居の台本を書いて家で人形劇をして遊んだりした「相棒みたい」な存在だという。「ボン吉」の名前は、祖父の2代目松本白鸚さんが以前飼っていた犬の名前と自身の初お目見えの役名を組み合わせた。

 来年5~6月にハムレットの舞台に立つ。「ハムレットは祖父も父(10代目松本幸四郎さん)も演じている役で、代々演じているんですけれど、祖父がハムレットを演じた時につけていた指輪を先日いただきまして、ハムレットをやらせていただく時はつけて舞台に出ようと思っている」と語る。

 幼少期から筆で絵を描いてきた。「歌舞伎は自分で化粧をしますので、筆の感覚を覚えさせるために、父が筆で絵を描かせていた。水彩で描いていた」という。自分が演じた人物の絵を描くのが趣味。写真や映像で残す方法もあるが、「絵で残すとなると、その時の自分の役への考え方とか向き合い方とか、そういうものまで一緒に残るような気がして、自分がやった役はいつも描く」と語る。

 小さい頃の一時期、化粧をするのが嫌になったことがあった。しかし、「基本的に自分の憧れている役の化粧をするのはとても好きで、父に半分描いてもらって、それを真似しながらもう片方を(自分で)描いて遊んでいた時期もありました」と明かした。

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