あんぱん:北村匠海らキャスト陣も絶賛 “おしんちゃん”瞳水ひまりの的確な演技 制作統括も「勘の良さ」に太鼓判

連続テレビ小説「あんぱん」で宇戸しんを演じる瞳水ひまりさん(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で宇戸しんを演じる瞳水ひまりさん(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、柳井家の女中・宇戸しんを演じている瞳水ひまりさん。本作が朝ドラ初出演ながらも、見事な演技を披露し、視聴者の注目を集めている。制作統括の倉崎憲さんが、瞳水さんの演技の魅力について語った。

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 「あんぱん」は、やなせたかしさん(1919~2013年)と暢さん(1918~1993年)夫婦がモデル。2人が出会い、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 瞳水さんは2002年6月3日生まれ、高知県出身の22歳。アイドルグループでの活動を経て、2023年に俳優デビュー。2024年の連続ドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2」(テレビ東京系)、「民王R」(テレビ朝日系)などに出演した。

 俳優としてのキャリアは浅いものの、柳井嵩役の北村匠海さんや柳井寛役の竹野内豊さんら「あんぱん」のキャスト陣は、瞳水さんの演技を絶賛。寛と家族との別れのシーン(第41回)を撮影し終えた後、同シーンでの瞳水さんの演技を口々に褒めていたという。

 倉崎さんは「瞳水さんは数十人にお声がけしたオーディションに参加してくださって。本格的な演技がほぼ初めてだったようなのですが、まだ何者でもないまっさらなところが良いと思って。芝居の勘も良くて、他の参加者にはすでに実績や名がある役者さんも多かったのですが、思いきってオファーさせていただきました」とその演技力に太鼓判を押す。

 「『あんぱん』舞台地の高知県出身、しかもやなせたかしさんが少年時代を過ごした南国市出身ということもありましたし、表現が的確。柳井家でのさまざまなシーンでの表情の演技も本当に素晴らしかったですし、これからもおしんちゃんの芝居に注目していただきたいです」

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