I,KILL:プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式招待 木村文乃「やったよー!!」 田中樹「見ていただくべき作品」(コメント全文)

「連続ドラマW I, KILL」のビジュアル=WOWOW提供
1 / 1
「連続ドラマW I, KILL」のビジュアル=WOWOW提供

 俳優の木村文乃さんと人気グループ「SixTONES」の田中樹さんが主演を務める「連続ドラマW I,KILL(アイキル)」(WOWOW、日曜午後10時)が、7月3日から韓国・富川(プチョン)で開催される「第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に正式招待されたことが明らかになった。

あなたにオススメ

 海外マーケットも視野に入れ、気鋭のクリエイターと伝統の松竹京都撮影所の一流職人スタッフがコラボした“歴史スペクタクル×京都発の本格サバイバルスリラー”。関ヶ原の合戦から35年後が舞台で、「群凶」と呼ばれる怪物が人々を襲う中、木村さんは怪物に立ち向かう元忍びのお凛役、田中さんは人としての意識を保ちながら群凶になってしまった謎の男・士郎役を演じる。

 1997年に始まった「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は、世界中からエンターテインメント性の高い作品が集まるアジア最大級の映画祭。BIFANの愛称で知られ、アジアを代表するジャンル映画祭としてサスペンスやスリラー、アニメ、ファンタジーなど、個性豊かな作品を上映。今回はスクリーン部門で「I,KILL」の第1、2話が特別上映される。日本のドラマ作品が正式上映されることは珍しいという。

 また、技術的なトライアルとして制作されたスピンオフ「I,KILL VR」も同映画祭のXR部門「Beyond Reality」に正式招待された。

- 広告 -

 ◇木村文乃さんのコメント

 --映画祭での公式上映が決定したことについて

 まずは京都撮影所のみんなに、やったよー!!とお伝えしたいです。夜遅くを通り越して早朝まで思(試)案、熟考を重ね、トライアンドエラーを繰り返し0から作り上げていく愛しいスタッフ陣。日本の本気よ世界に届け!とone for allの魂で取り組んできたその現場の皆さんの思いが、個人的にゾンビ愛が厚いと感じている韓国の地にて評価していただいたことはこれ以上ないプレゼントです。

 --クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ

 人が人から生まれる限りなくなることのない縁と因縁、愛と憎しみ。みなさんならどう決着を着けますか? そしてこの作品が時代、歴史物であるということの証明が最後の最後に待っています。見終わった後に、ということはもし続きがあるのなら…!!!とまた新たな想像をかき立てられることをお約束します。

 ◇田中樹さんのコメント

 --映画祭での公式上映が決定したことについて

 この作品を作っている時は過酷なスケジュールの中必死に取り組んでいたため、この作品の後先を考えずに真摯に向き合っていました。ですが、この作品の完成を目にした時に少しでも多くの方に見ていただきたい、見ていただくべき作品だと心から思いました。なので、今回このような機会をいただけたこと心からうれしく思います。日本の美しい風景と、世界的に注目を集めるサバイバルスリラーの融合をぜひ楽しんでいただければと思います。

 --クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ

 ここまで「I,KILL」を楽しんでいただいてありがとうございます。ここから物語はさらに加速していきます。最後の衝撃の展開までノンストップで駆け抜けていくこの作品を、最後の1秒まで余すことなく楽しんでいただけたら嬉しいです。


 ◇ヤングポール監督のコメント

 --映画祭での公式上映が決定したことについて

 今や世界最大級のゾンビ輸出国(というかゾンビ作品輸出国)である韓国の、歴史あるプチョンのファンタ映画祭でのまさかの上映。「I,KILL」が上映されるのは嬉しさと誇らしさと緊張とドキドキが入り混じっていますが……いや、やっぱりシンプルに嬉しさしかないです!!ハッピー!! 関係者の皆さん、やりましたね。京都で産声を上げた群凶が、海を越えました。韓ゾンビの発生源で和ゾンビがどう受け止められるのか、監督として非常に興味があります。

 --クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ

 ゾンビドラマを観て、こんな感情になるんだ……が待っていると断言します。ここまで観てくださった方にはきっと伝わるかと思いますが、単なる怖いグロいではない、その先を描いたドラマになっています。あの人も、この人も、大きな決断と運命が待ち構えています。それぞれの「生きる」を、最後まで見届けて頂けたら幸いです。


 ◇山田雅樹さん(WOWOW/コンテンツプロデュース局ドラマ制作部 チーフプロデューサー)のコメント

 --映画祭での公式上映が決定したことについて

 今回、WOWOWと松竹・松竹京都撮影所が“タッグ”を組んで、日本発の新たなオリジナルドラマシリーズを作ることに挑戦してきました。伝統的な京都の「時代劇」と海外的な「サバイバルスリラー」というジャンルを掛け合わせ、さらに、ヤングポール監督をはじめとする東京のクリエイターと時代劇の職人スタッフの圧倒的な熱量のコラボレーションで生まれた本作。今度は、Kゾンビの本場・韓国の皆さまにご覧いただき、さらに、その先で、どんな化学反応が起きるのか非常に楽しみです。アジアを代表するジャンル映画祭であるプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映されることを心より感謝申し上げます。

 ◇岡村紘野さん(松竹/映像企画部テレビ企画室 プロデューサー)のコメント

 --映画祭での公式上映が決定したことについて

 世界の方々にもご覧頂けることを念頭に日本の美しさを代表する古都・京都で製作した「I,KILL」が、アジアを代表するジャンル映画祭であるプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映されることをとても嬉しく思います。また本作を選んで頂き、心より感謝申し上げます。

 作品のテーマはシンプルに「生きる」です。今も昔も変わらない「生きる」ことの難しさを、日本の時代劇及びゾンビと融合させたチャレンジングな作品です。また人間同士の絆を描いた家族の物語でもあります。本作が富川から広まり、世界中の方々にご覧頂けることを切に願っております。

テレビ 最新記事