北川景子:昼は母親、夜はドラッグの売人に 内田英治監督の新作「ナイトフラワー」ですっぴん、関西弁で体当たり演技

北川景子さんが主演を務める映画「ナイトフラワー」のティザービジュアル(C)2025「ナイトフラワー」製作委員会
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北川景子さんが主演を務める映画「ナイトフラワー」のティザービジュアル(C)2025「ナイトフラワー」製作委員会

 俳優の北川景子さんが、映画ナイトフラワー」(内田英治監督、11月28日公開)で主演を務めることが6月13日、明らかになった。同日、特報とティザービジュアルが公開された。北川さんは今作で、昼は母親、夜はドラッグの売人として生きる主人公を演じる。特報では、すっぴん、関西弁でまくしたて感情をさらけ出すシーンが映し出され、ティザービジュアルでは、ブルーのインナーカラーの髪を振り乱し、ほぼノーメイクで遠くを見つめる姿があしらわれている。

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 今作は、トランスジェンダーの主人公と少女の絆を描き話題となった映画「ミッドナイトスワン」(2020年)の内田監督が原案・脚本・監督を手掛けた。昼はパート、夜はスナックで働くギリギリの生活の中で2人の子供を育てる夏希(北川さん)は、子供たちの夢をかなえるために危険な仕事に手を出すことを決意する。それは“ドラッグの密売”だった。昼は母親、夜はドラッグの売人として生きる夏希の行き着く先は……というヒューマンサスペンス。

 北川さんは、同作の脚本を初めて読んだ時に「打たれたような衝撃を受けた」と振り返り、主人公・夏希について「偶然にも最悪な条件が重なってしまった母親ですが、ひょっとすると私だったり、誰かだったりするのかもしれない。決して他人事ではないのだと感じました」としみじみ。さらに「子どもを守りたいという母の強い思い、腐った世界でもなんとか前向きに生きようとする泥臭さを、見守っていただけたら」と語った。

 内田監督は、北川さんの演技について「現場ではかつて見たことのない圧倒的な演技が爆発しました。北川さんの女優としての次のフェーズに入る瞬間を見ることができて幸せです」とコメントした。

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