ドラマ1週間:「スケバン刑事」斉藤由貴、南野陽子、浅香唯そろい踏み 「グラぱらっ!」に橋本梨菜、矢野ななか、永尾まりやら出演

「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場した(左から)南野陽子さん、斉藤由貴さん、浅香唯さん
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「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場した(左から)南野陽子さん、斉藤由貴さん、浅香唯さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(6月7~13日)は、1980年代に人気を誇った大ヒットドラマ「スケバン刑事」(フジテレビ系)シリーズの上映イベントに斉藤由貴さん、南野陽子さん、浅香唯さんが登場したこと、7月6日からABCテレビ(関西ローカル)で放送される連続ドラマ「グラぱらっ!」に橋本梨菜さん、矢野ななかさん、永尾まりやさんが出演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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 6月7日、「スケバン刑事」シリーズで初代・麻宮サキを演じた斉藤さん、2代目の南野さん、3代目の浅香さんが丸の内TOEI(東京都中央区)で行われた「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場。3人が「スケバン刑事」関連の上映イベントでそろうのは初めて。斉藤さんらは同シリーズでおなじみのアイテム「ヨーヨー」を手に決めぜりふを披露し、会場を沸かせた。斉藤さんはヨーヨーを手にポーズを決めながら「てめえら、ゆるさねえ!」と決めぜりふを披露。南野さんは「おまんら、ゆるさんぜよ」、浅香さんは「せからしか! きさんら、ゆるさんわい!」とそれぞれヨーヨーを手に決めぜりふを発し、観客から拍手を浴びた。

 7日、「グラぱらっ!」に橋本さん、矢野さん、永尾さんが出演することが明らかになった。ドラマは、マンガアプリ「マガポケ」(講談社)で連載中の人気同名マンガが原作で、夢を追う純真なグラビアアイドルがヒロインのちょっぴりエッチなラブコメディー。橋本さんは小悪魔的な魅力を振りまく人気ギャル系グラビアアイドルの椎名あゆを、矢野さんは30万人のフォロワーを誇る人気インフルエンサーのチコを、永尾さんは誰もが認める美貌を持ち、性格も明るくて人懐っこい売れっ子グラビアアイドルの逢坂みおを演じる。水着姿のビジュアルも公開された。

 8日、人気グループ「timelesz」の寺西拓人さんが、TBS系日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)の最終回(6月15日放送)に、物語の鍵を握る“謎の男”として出演することが明らかになった。寺西さんが日曜劇場に出演するのは初めて。寺西さんは「『キャスター』を見ていたので、まさか自分が出ることになるとは全然想像がつきませんでした。台本をいただいて、怪しさが出ればいいと思って演じさせていただきました。呼んでいただきありがたいと思っています」と喜んでいる。現場では「久しぶりに(なにわ男子の)道枝(駿佑)くんに会えたのがうれしかったです。可愛い顔してた! (日曜劇場の出演は)僕もびっくりしているくらいなので、見ている皆さんもびっくりしているかと思います。先が気になるようなお芝居ができていたらいいなと思います」と話している。

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 9日、阿部サダヲさんが主演する7月スタートの連続ドラマ「しあわせな結婚」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に、岡部たかしさんと、段田安則さんが出演することが分かった。岡部さんは、ネルラとレオ(板垣李光人さん)きょうだいの母親が亡くなってから、まだ幼かったレオの母親代わりを務めてきた叔父・鈴木考(すずき・こう)を演じる。政財界の要人に個人レッスンをするゴルフのティーチングプロ。週に一度、鈴木家が全員そろって食事をする際は、毎回おいしい手料理を振舞うという役どころだ。段田さんは、考の兄であり、ネルラとレオの父親である鈴木寛(すずき・かん)を演じる。日本最大の缶詰メーカーの創業社長だったが、ワンマンぶりがたたって会社を追われ、今も起業する機会を秘かに探っている。弁護士嫌いという設定だ。

 10日、井ノ原快彦さんの主演ドラマ「特捜9 final season」(テレビ朝日系、水曜午後9時)がクランクアップを迎えた。ドラマは、6月11日放送の最終回で、前身の「警視庁捜査一課9係」(同、2006~17年)から続いてきたシリーズが完結。井ノ原さんは「20年ですよね。これまで、20年間も続いたお仕事なんてない」と、時の流れをかみしめ、涙した。「特捜9」は、故・渡瀬恒彦さんが主演を務めていた「警視庁捜査一課9係」の後を継ぐ形で、2018年4月にスタート。浅輪直樹(井ノ原さん)ら警視庁捜査1課特別捜査班(特捜班)の個性派集団が難事件に挑んできた。クランクアップ日、特捜班メンバーの羽田美智子さん、吹越満さん、田口浩正さん、深川麻衣さん、さらにシリーズおなじみのキャストの津田寛治さん、原沙知絵さんが駆けつける中、井ノ原さんは撮了。花束を受け取ると「ありがとうございます!」と目尻を下げた。

 10日、綾辻行人さんのミステリー小説「時計館の殺人」がドラマ化されることが明らかになった。「十角館の殺人」に続く「館」シリーズの実写化の第2弾で、奥智哉さん、青木崇高さんのコンビが続投し、2026年2月にHuluで独占配信される。「時計館の殺人」は「十角館の殺人」から始まった「館」シリーズの第5弾として1991年9月にリリース。「第45回日本推理作家協会賞」を受賞した。奥さんは「お芝居をしている中でも、すごく江南の心情が分かるというか、寄り添えているなという感覚が近いです。『江南くんが戻ってきているな』と日々感じます」とコメント。青木さんは「制作面では一筋縄ではいかず、なかなか大変ですが、これをしっかりと映像に落とし込むことができたら、二つ目の、さらなる金字塔を打ち立てることができるのではないかと思っております」と話している。

 10日、藤木直人さんが、7月9日スタートのフジテレビ系の連続ドラマ「最後の鑑定人」(水曜午後10時)で主演を務めることが分かった。俳優デビュー30周年を迎える藤木さんは、フジテレビ系の連ドラで初の単独主演。すご腕鑑定人の土門誠を演じ、土門を研究員として支える高倉柊子を白石麻衣さんが演じる。ドラマは、岩井圭也さんの同名小説が原作。科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導くミステリー。藤木さん演じる土門は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。ある事件をきっかけに科捜研を退職し、民間鑑定所を設立。警察や弁護士などから鑑定依頼を受けて捜査に協力している。徹底した合理主義者で、時には空気を読まない物言いで接する者を不快にさせるキャラクターだ。

 10日、木村文乃さんと「SixTONES」の田中樹さんが主演を務める「連続ドラマW I,KILL(アイキル)」(WOWOW、日曜午後10時)が、7月3日から韓国・富川(プチョン)で開催される「第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に正式招待されたことが明らかになった。海外マーケットも視野に入れ、気鋭のクリエイターと伝統の松竹京都撮影所の一流職人スタッフが共同で制作。関ヶ原の合戦から35年後が舞台で「群凶」と呼ばれる怪物が人々を襲う中、木村さんは怪物に立ち向かう元忍びのお凛役、田中さんは人としての意識を保ちながら群凶になってしまった謎の男・士郎役を演じる。1997年に始まった「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は、世界中からエンターテインメント性の高い作品が集まるアジア最大級の映画祭。今回はスクリーン部門で「I,KILL」の第1、2話が特別上映される。

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