注目ドラマ紹介:「ちはやふる-めぐり-」當真あみが主人公のかるた部幽霊部員に 映画シリーズの10年後の世界をオリジナルストーリーで描く

連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」第1話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」第1話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の當真あみさんが主演を務める連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系、水曜午後10時)が7月9日に始まる。ドラマは2016年に「-上の句-」「-下の句-」、2018年に「-結び-」として映画化された3部作から10年後の世界を描くオリジナルストーリー。連続ドラマ初主演となる當真さんは、梅園高校競技かるた部の幽霊部員で高校2年生の藍沢めぐるを演じる。

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 「ちはやふる」は、「BE・LOVE」(講談社)で2007~22年に連載された末次由紀さんのマンガ。綾瀬千早が、転校生の綿谷新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一らかるた部の個性的なメンバーたちとかるたに情熱を燃やす……というストーリー。

 ドラマでは、瑞沢高校・競技かるた部の卒業生で、梅園高校の古文の非常勤講師となり、新たに競技かるた部の顧問となった大江奏を上白石萌音さんが演じる。また、千早(広瀬すずさん)や奏たちの活躍で強豪となった瑞沢高校・競技かるた部の月浦凪を原菜乃華さんが演じる。

 瑞沢高校・競技かるた部の折江懸心役に藤原大祐さん、めぐると共に成長する梅園高校・競技かるた部の白野風希役に齋藤潤さん、与野草太役に山時聡真さん、村田千江莉役に嵐莉菜さん、奥山春馬役に高村佳偉人さん、八雲力役に坂元愛登さんをキャスティング。めぐるたちの前に立ちはだかる北央学園・競技かるた部の奥山翔役で大西利空さん、めぐるの母・塔子役で内田有紀さん、父の進役で要潤さんが出演する。

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 映画シリーズで瑞沢高校・競技かるた部のメンバーを演じた広瀬さん、野村周平さん、矢本悠馬さん、森永悠希さん、佐野勇斗さん、優希美青さんも出演する。

 第1話は、梅園高校2年で競技かるた部幽霊部員のめぐるは、何事もタイパ重視。学校が終わればバイト、学習塾、すき間時間にスマホアプリで積み立て投資。部活に入っていれば内申点に有利という理由でかるた部に在籍しているが、一度も部活に出たことはなく、競技かるたのルールもチンプンカンプンだった。

 そんなめぐるは、3年生の引退試合に人数合わせで駆り出され、1回戦で負けて号泣する先輩たちを見て呆気にとられる。めぐるには、涙が出るほど何かに身を尽くした経験もなければ、何かをやり遂げて泣くことも絶対にあり得ない。めぐるはつくづく「青春が肌に合わない」と感じ、退部を決意する。

 3年生が引退してかるた部は2年生の与野草太とめぐるだけになり、もはや廃部寸前に。奏はめぐるを引き留めようと、かつて自分が競技かるたで全国制覇を成し遂げたように今しかできない体験をすることも必要だと力説するが、めぐるはそんな奏の考え方を「平成の古文」だと言う。

 居酒屋で高校時代の同級生・駒野勉(森永さん)を相手にくだを巻く奏は「千早ちゃんだったらどうするかな……」。共に青春時代を駆け抜け、今も夢をかなえ続けている千早に、奏はかるた部の顧問になったことを言い出せていなかった。そんな中、かるた部は部員集めのため文化祭で競技かるたの実演会を開催する。奏に頼まれて参加せざるを得なくなっためぐるは、そこで思いがけない人物と再会し……。

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