火垂るの墓:高畑勲監督の名作 金曜ロードショーで7年ぶり地上波放送 終戦80年の8月15日に “夏はジブリ”で「崖の上のポニョ」「もののけ姫」も

「火垂るの墓」のビジュアル(C)野坂昭如/新潮社,1988
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「火垂るの墓」のビジュアル(C)野坂昭如/新潮社,1988

 故・高畑勲監督の名作「火垂るの墓」(1988年)が、金曜ロードショー(日本テレビ系、金曜午後9時)で8月15日に放送される。同作が地上波で放送されるのは2018年4月以来、約7年ぶりで、終戦80年を迎える8月15日にノーカットで放送される。

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 金曜ロードショーでは、「週連続夏はジブリ!!」として、スタジオジブリ作品を3週連続で放送する。8月15日に「火垂るの墓」が放送されるほか、8月22日に宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」(2008年)、8月29日に同じく宮崎監督の「もののけ姫」(1997年)が放送される。いずれもノーカット放送。

 「火垂るの墓」は、神戸大空襲を体験した故・野坂昭如さんの同名小説を原作に、父が出征中に空襲で母を亡くした14歳の少年・清太が、4歳の妹・節子と共に生きようとした姿をリアルに描き出した。声優も舞台と同じ関西出身者から選ばれ、清太を映画公開当時16歳の辰巳努さん、節子を当時5歳の白石綾乃さんが演じた。

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