爆弾:山田裕貴主演映画 佐藤二朗との行き詰まる攻防を表現した本予告公開 燃え上がる炎を背景にしたポスタービジュアルも

映画「爆弾」のポスタービジュアル (C)呉勝浩/講談社 2025映画『爆弾』製作委員会
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映画「爆弾」のポスタービジュアル (C)呉勝浩/講談社 2025映画『爆弾』製作委員会

 俳優の山田裕貴さんが主演を務める映画「爆弾」(永井聡監督、10月31日公開)の本予告とポスタービジュアルが7月31日、公開された。

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 原作は、「このミステリーがすごい! 2023年版」と「ミステリが読みたい 2023年版」で2冠に輝いた呉勝浩さんの同名ベストセラー小説(講談社)。「帝一の國」(2017年)、「恋は雨上がりのように」(2018年)、「キャラクター」(2021年)などを手がけた永井監督が実写化し、東京都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する中年男「スズキタゴサク」と、爆弾のありかを探す警察の攻防を描く“極限のリアルタイムミステリー”。

 主演の山田さんは、スズキタゴサク(佐藤二朗さん)と対峙(たいじ)する警視庁捜査1課所属の交渉人、類家を演じる。伊藤沙莉さんは爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田、染谷将太さんはスズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力、渡部篤郎さんは類家の上司で同じく交渉人を務める清宮を演じる。

 1分間の本予告は、類家(山田さん)の「じゃあ始めましょうかスズキさん、化け物退治を」という一言から始まる。酔って逮捕された中年男、スズキタゴサク(佐藤さん)は、取り調べの途中で唐突に「次は、1時間後に爆発します」と言い放つ。その言葉通り、東京都内で爆発が発生。取り調べは一気に緊迫した“タイムリミット付きの攻防”へと変わり、理性と感情の限界を試す心理戦と化していく。

 駅のホーム、歓楽街、住宅街……次々に映し出される爆発の映像。追い詰められた類家の口からは「このままじゃ負ける」と本音が漏れる。神経を逆なでするかのような、「あらら、またあなたの負けだ」というスズキのささやきと挑発に、怒りを抑えきれずスマホをたたきつけそうになる類家。がく然とする彼の表情を最後に、予告は唐突に幕を閉じる。

 併せて、ポスタービジュアルも解禁された。燃え上がる炎と黒煙が渦巻く中、鋭い視線を放ちながら立ち尽くす、類家ら主要キャラクターたち。彼らの視線の先には、取調室の椅子に座るスズキの姿が。そしてポスター全体を覆い尽くすように「爆弾」の巨大な2文字が刻まれている。

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