TBS:来年1月“金10”枠にK-POP版“スポ根”ドラマ デビュー前のボーイズグループ「NAZE」出演 海外進出狙う

金曜ドラマ「DREAM STAGE」のビジュアル(C)TBS
1 / 9
金曜ドラマ「DREAM STAGE」のビジュアル(C)TBS

 TBSがK-POPの世界を舞台にした連続ドラマを、2026年1月期の金曜午後10時枠で放送することが明らかになった。「DREAM STAGE」と銘打たれた同ドラマには、アーティストデビュー前の7人組ボーイズグループが出演し、日本実写コンテンツの海外進出に向け、プレ活動として楽曲配信やライブ・イベントを行うなど、ドラマの枠を超えた大型プロジェクトを始動させる。

あなたにオススメ

 「DREAM STAGE」は、かつて問題を起こして業界を追放された日本人の男性プロデューサーと、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を越え共に夢を目指すと「K-POP版“スポ根”ドラマ」。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などの高橋正尚さんと、大映テレビの八木亜未さんがプロデュースを務める。本作の主人公で、メンバーたちと熱い絆を結ぶ日本人プロデューサー役をはじめ、主要キャストは後日発表となる。

 出演する7人組ボーイズグループ「NAZE」(ネイズ)は、数々のK-POPグループを手掛けてきた、韓国最大級の総合エンターテイメント企業・CJ ENMの日本法人であるCJ ENM Japanと、韓国の芸能事務所・C9エンターテインメントが、3年がかりでアジア各国からメンバーを選抜。韓国出身のアトさん、ユンギさん、キムゴンさん、ドヒョクさん、タイ出身のターンさん、そして日本出身のカイセイさんとユウヤさんの7人で構成されている。

 大阪出身のカイセイさんはグループの中では最年長で、端正な顔立ちと柔和な雰囲気が特徴。ユンギさんは韓国出身、明るく活発な性格が魅力で、韓国の大手芸能事務所2カ所で練習生経験があり、英会話も堪能だ。アトさんは韓国出身、美しい歌声が特徴。可愛らしいビジュアルと前向きな性格で、チームを引っ張るリーダー的存在で、ピアノ演奏が特技。タイ出身のターンさんは歌・ダンス・ラップすべてにおいて優秀なオールラウンダーで、タイに居た頃はTikTokで100万人フォロワーを誇っていたという。

- 広告 -

 ユウヤさんは北海道出身、幼い頃からブレイクダンスを習っており、大会での受賞経験も持つなどダンスが得意なメンバー。キムゴンさんは韓国出身。チームを明るくするムードメーカーで初々しい表情や仕草が魅力的。ドヒョクさんは韓国出身。グループの末っ子で、幼さと美しさが同居するビジュアルが強い印象を与える。今後大きな成長が期待できるメンバーだ。

 「NAZE」はドラマ放送前からプレ活動として、楽曲配信やライブ・イベントなど、様々な活動やコンテンツを展開していくことも決定。デビューを目指して共同生活をしながら、日々ダンスやボイストレーニング、語学の練習など厳しいレッスンに励んでおり、本格的な演技も初挑戦。初体験の連続となるメンバーたちの成長の様子も見どころとなるが、メンバーの成長と素顔を見守る配信コンテンツ「ナゼドリ?~NAZE?DREAM STAGE~」が8月8日から毎週金曜午後11時(8月15日は配信なし、16日に配信)に、TBSの公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」と「TVer」(フル完全版)で配信される。

 ◇高橋正尚さんのコメント

 ハリウッド作品や韓国ドラマのように、また日本の漫画やアニメのように、いつか日本の実写コンテンツを世界中の人々に届けたい……。そんな青臭い思いはしょせん妄想だと、喉の奥に押し込んできました。しかし「ゴジラ- 1.0」が、スタッフの方々の献身的な努力によって「夢」だった米アカデミー賞を獲得されたように。我々ドラマ屋にだって、必死で手を伸ばしたその先に、きっと何かが見えてくるはず。今回は、そんな「妄想」を「夢」に変えるためのチャレンジだと思っています。世界中の人々に愛されるK-POPを題材に、スーパースターの卵であるNAZEのみんなの力を借りて、地球規模で楽しんでいただけるエンタテインメントを目指し、精一杯がんばります。

写真を見る全 9 枚

テレビ 最新記事