ポツンと一軒家:山を下りるより自由な今の暮らしがいい 宮崎県の山で一人暮らしの79歳女性 亡夫との思い出を胸に

8月24日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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8月24日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。8月24日の放送では、宮崎県の深い⼭の中で一人暮らしを続ける79歳の⼥性の生活に密着する。ゲストは、俳優の真琴つばささんと演歌歌手の真田ナオキさん。

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 捜索隊は、衛星写真に写る一軒家への道のりを最寄りの集落で聞き込む。⼼当たりがある住民の一人が地図を描いてくれた。捜索隊は地図を頼りに集落から峠越えの道へと⼊っていく。延々と続くつづら折りの⼭道を抜け、さらに峠を越えた先でついに⼀軒家を発⾒する。

 迎えてくれたのは「こんなところまで、ご苦労さま」と快活な笑顔が印象的な79歳の⼥性。かつては15軒ほどの家がある集落だった。この地に嫁いだのは60年前。当時は「若い人がいなかったんです」と女性はこれまでの生活を振り返る。慣れない⼭での暮らしに苦労は絶えなかったそうだ。

 15年前に夫を亡くしてから一人で暮らしながら、毎⽇の草刈りは⽋かさずに⾏っている。優しかった夫との思い出を語りながら、「⼭を下りるよりは⼀⼈がいいんです。⾃分の自由がききますから。体が動くうちはこの家を守っていきたいんです」と打ち明ける。予告動画では山上から望むパノラマ風景、絶品の保存食も映し出されている。

 スタジオで⾒守っていた真琴は「“お前はちゃんと⽣きているか?”と、そんな⼈⽣のテーマを与えていただいたような気がしますね……」と感動した様子だった。

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