ポツンと一軒家:総合武術“自然道”の道場を再訪 田植え、建築の作業も武術と一体化 自然と共生する夫婦の暮らしに密着

8月31日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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8月31日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。8月31日の放送では、日本の古武術と文化に魅せられた米国人男性が愛媛県の山中に建てた武道場を1年ぶりに再訪する。

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 捜索隊が再訪したのは、美しい棚⽥を⾒下ろすように建つ丸い茅葺(かやぶき)屋根の道場が印象的なポツンと⼀軒家だ。この地で暮らすのは、17年前に来日して数々の武術を習得した米国出⾝のベンジャミンさん(37)と妻(47)。6年前に耕作放棄地となっていたこの地を購⼊し、円錐形の茅葺屋根の道場を夫婦が建築した。⾃然と共⽣し、武道、農業、建築を⼀体と考える総合武術“⾃然道”を主宰しており、道場では古武術の指導も⾏っている。

 1年前に訪れた時に「アボカドを育てられるような温室を作りたい」と話していたベンジャミンさん夫妻。今回は、⾃然との共⽣を楽しみながら実践する暮らしぶりや、道場での武術指導の様⼦に迫っていく。現在は、温室の棟上げなどを道場⽣たちと共に建築している。そうしたベンジャミンさん夫妻が実践している貴重な伝統⼯法にも密着していく。

 捜索隊が訪れたのは梅⾬入り前で、ちょうど⽥植えの⽇だった。“ハッピーヒル”や“古代⽶(⾚⽶、⿊⽶)”といった希少な⽶を毎年無農薬で育てており、その⽥植え作業も昔から伝わる伝統的な農法だ。⽥植え前には、五穀豊穣を願う昔ながらの儀式を⾏った後に、道場⽣たちと⽥植え作業を⾏う。

 ⽥植えがひと段落した後、昼⾷にはハッピーヒルを使った⼭菜おこわやいなりずし、⾃家製野菜をふんだんに使った⾊とりどりの手料理が振る舞われた。

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