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第6話 第二章スタート!天才学者、息子判明で大波乱の特訓合宿
5月17日(日)放送分
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回となる第130回(9月26日放送)で、テレビの前の視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた程度を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値はRADWIMPSの主題歌「賜物」が流れ、エンドロールが始まった午前8時11分の67.6%だった。
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「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家で絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」だ。
最終回の第130回は、15分間の全編がのぶ(今田さん)と嵩(北村匠海さん)しかほぼ出てこないと言っていいような、特殊な回だ。のぶの病気が分かり、別れの時が近づいた2人の会話で物語が進行していく。ナレーションでのぶが先に旅立ったことは暗示するが、別れの決定的なシーンは描かない。さらに絆が深まった2人がこの後もずっと一緒に歩んでいくかのような感じすらする“ハッピーエンド”な締めくくりだった。
テレビ画面の前にいる人のうち、画面を実際に注視している人の割合を調べた「注目度」は、最高値で70%超が続いた最終週の中で、初めて60%台止まりに。グラフも激しく乱高下する、やや低調な注目度になった。「病院」「帰り道」「自宅マンション」「川沿いの近所の道」「自宅マンション」「子供たちが集まった場所」「並木道」と場面展開が限られ、2人の会話だけで構成した演出は、視聴者の視線を集めづらかったのかもしれない。
第130回の注目度の最高値はどの場面だったのだろう? どの場面も登場人物はのぶと嵩なので、言い換えると、2人のどの言葉が視聴者をクギヅケにしたのかともいえる。
最初の小さな“山”は午前8時3分の65.0%。自宅マンションのソファーで、のぶと嵩の会話のシーンが午前8時2分台中盤から約8分間続くが、その序盤の部分だ。午前8時3分台で印象に残る言葉はこれだろう。
「こんなに優しい人がおるらあて……。その人のおかみさんになれるらあて……。うちは世界一幸せもんちや」。のぶが淡々と嵩に語りかける言葉が、見ている側にも響いてくる。その言葉を受け、のぶの病気に気付いてあげられなかったと嵩が自分を責める午前8時4分台へと続いていく。
一度、注目度は下がって、次の中ぐらいの“山”は65.6%を記録した午前8時7分。自宅マンションのシーンの続きで、嵩が「アンパンマンのマーチ」を歌うあたりがちょうど7分台だ。
「教えてくれないか。僕は何をしてあげられるのか」と問いかける嵩に、のぶは「うちの一番好きなあの歌、歌うて」と頼む。嵩は「アンパンマンのマーチ」を口ずさみ始める。のぶは「もういっぺん最初から。嵩さんが初めに書いた歌詞、それがいい」と伝えるあたりまでが7分台だ。
続く午前8時8分以降で、嵩はかつてボツになった「たとえ命が終わるとしても」の歌詞で「アンパンマンのマーチ」を歌う。この「たとえ命が終わるとしても」の歌詞で歌うことで、のぶの次の言葉に結び付いた。
「今よう分かった。嵩さんがこの歌に込めた思い。命はいつか終わる。でもそれは、全ての終わりやのうて受け継がれていく、アンパンマンの顔みたいに。やき、生きることはむなしいことやないがや。うちのこの残りの命、嵩さんにあげるきね」
印象的なこの言葉が飛び出す午前8時9分台だが、実は注目度がこの日最低の58.9%。そこから一気に反転して、午前8時11分に最高値67.6%に達する。
午前8時11分台は、自宅マンションでのぶと嵩が記者の取材を受けているシーン。RADWIMPSの主題歌「賜物」のオーケストラバージョンがバックで流れ、出演者やスタッフを紹介するエンドロールが始まる。今見ておかないと、もう終わってしまう。視聴者がそんな感じを受けたからだろうか。注目度が跳ね上がった。
ここで話される、のぶの言葉もいい。記者から「先生はどんな方ですか?」と質問されたのぶは、「根っから優しい人」「ただ優しいとかの程度やないがです。ちょっと標準を外れるぐらい」と笑顔で答える。年をとったのぶがゆっくりと語る言葉と、オーケストラバージョンのゆったりとした「賜物」がマッチする場面だった。
活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)
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