「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の人気サッカーマンガ「ブルーロック」が実写映画化されることが9月28日、明らかになった。9月中旬にクランクインし、ワールドカップイヤーとなる2026年夏に公開される。実写シリーズ「キングダム」や「ゴールデンカムイ」、「沈黙の艦隊」「国宝」などで知られる制作プロダクション「CREDEUS」が制作する。
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「ブルーロック」は、金城宗幸さん原作、ノ村優介さん作画のマンガで、「週刊少年マガジン」で2018年から連載中。日本をサッカーW杯優勝に導く“絶対的エースストライカー”を誕生させるための国を挙げたプロジェクト・ブルーロック(青い監獄)がスタートし、集められた300人の高校生が戦いを繰り広げる。ストライカー300人の生き残りをかけたバトルロイヤルを描くという斬新な設定、個性的なキャラクターが人気を集めている。コミックスの累計発行部数は5000万部を突破している。
アニメも人気を集め、テレビアニメの第1期が2022年10月~2023年3月に放送された。劇場版アニメ「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」が2024年4月に公開され、興行収入が18億円、観客動員数が132万人を突破するなどヒットした。テレビアニメの第2期がテレビ朝日のアニメ枠「IMAnimation(イマニメーション)」で2024年10~12月に放送された。第2期の続編となるテレビアニメ新シリーズが制作されることも発表された。
実写映画化にあたり、金城さんは「リアルブルーロックが始まるぞ! 潔は誰がやるの!? 蜂楽は!? 凪は!? ブルーロックマンは!? 納豆は!?とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれています! 続報を待たれよ!」とコメントを寄せている。
ノ村さんは「『ブルーロック』がまさかの実写映画化です! 我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応が何を生み出すのか、ぜひお楽しみに!!」と話している。
実写映画を手がメルCREDEUSの松橋真三代表は、「原作の持つ熱量と、これぞ日本のマンガ!という独創的なストーリーに夢中になり、企画を立ち上げて、2022年より本格的に動き出しました。脚本作りでは、金城先生、ノ村先生と密に連携を取りながら、何度も議論を重ねてきました」と語る。
実写化にあたり、魅力的なキャラクターたちの“エゴ”を体現できるキャスト陣のリアリティーを大事にしたといい、「主演を含め、1000人を超える大規模なオーディションを行い、サッカー経験、ビジュアル、演技力、そして人間性を重視しました」とキャスティングへの強いこだわりを見せる。
「キャスト陣はクランクインの約1年半も前からプロサッカー選手らの指導のもと練習を重ね、原作さながらな“エゴイスト”たちへと変貌を遂げました。皆さん、互いに高め合いながらすごい気合で撮影に臨んでくれています。これまで原作が築き上げてきたものを大切に、実写にしかできない表現方法を徹底的に追求して、新時代のエンターテインメントをお届けします。どうぞご期待ください!」と意気込みを語っている。
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