ワンピース エッグヘッド編
第1154話 秘策の真相 ベガパンクの勝利宣言
12月21日(日)放送分
アニメやゲームなどが人気の「アイカツ!」と「プリパラ」がコラボした劇場版アニメ「アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-」が10月10日に公開される。「アイカツ!」の大空あかり世代と「プリパラ」の10周年を記念した“夢のコラボ”で2作がタッグを組んだ。あかり役の下地紫野さん、らぁら役の茜屋日海夏さんに「アイカツ!」「プリパラ」への思いを聞いた。
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茜屋さん 初主演作ですし、私は元々、アニメで声優をやることになるとも思っていなかったので、本当にゼロからのスタートでした。先輩たちの背中を見て、アフレコのなんたるかを学ばせていただいた現場だったので、声優としてのスタート地点でした。10年以上演じていると、キャラクターに嫉妬してしまうところもあります。自分はらぁらみたいに突き抜けた明るさがあるわけではないので、らぁらが明るすぎて、ついていくのが苦しくなった時期もあったんです。
「プリパラ」の中で、キャラクター同士がライバル関係になることがありますが、私にとってらぁらがライバルになることがありましたし、一番そばで支えてくれる友達だったりもします。らぁらはそういう存在で、「プリパラ」は私の人生から切り離せない存在だと思っています。
下地さん 日海夏ちゃんが言った通り! 私にとっても声優だけでなく、人間・下地紫野を語る時に「アイカツ!」は絶対に欠かせない存在です。たらればの話をしたらきりがないけど、「アイカツ!」に出演していなかったら、声優として10年以上できていなかったと思うくらい、基礎を教えていただきました。音響チームの皆さんも新人を育てようと私たちにいつも寄り添ってくださりました。その土台があるから、ここまでやってこられたんだと思います。やっぱり切っても切り離せない存在です。
茜屋さん 私は昔、「アイカツ!」のオーディションを受けたことがあって、運命を感じるところもあります。始まった頃から存在は知っていましたし、当時から一緒にできたら楽しそうだな!と実はずっと思っていました。大人の事情は分かりませんが(笑)、やっと!という思いだったんです。素直にすごくうれしくて。一つの作品になったらどうなるんだろう?とワクワクしていました。「アイカツ!」は、年齢的に少し上なのかな?という印象がありましたが、同じ主人公としてあかりちゃんとは真っすぐ突き抜ける元気さなど共通する部分もいっぱいあったりして、それぞれのキャラクターもリンクしているようにも感じていて、親戚のような感覚でした。
下地さん もちろん「プリパラ」の存在は知っていました。最初に映画でコラボすると聞いた時、「アイカツ!」の「ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」のように、ライブ映像を見ていくような映画になると思っていました。いざ、台本を見ると、こんなに骨太なの!?となって。それぞれのキャラクターがたくさん出てきて、しっかりコミュニケーションしていることに衝撃を受けました。スタッフさんの気合、あふれる思いを感じて、ワクワクしていました。改めて「プリパラ」はキャッチーだと感じていました。キャラクターにそれぞれ語尾があったり、衣装の雰囲気も違ったりします。みれぃちゃんは「プリパラ」から出ると、全然違う雰囲気になって、「アイカツ!」だとユリカ様に近いのかな?と思ったり。キャラクターのバラエティーが豊かで、巻き込む力がすごく強いですしね。どうなるのかな?と思っていたのですが、想像以上に成立していて、「プリパラ」も「アイカツ!」も10年以上、ブレずにいたから、一つの映画として完成されたんだと思います。
茜屋さん 「プリパラ」はずっとメインキャラクターは変わらなくて、どんどん新しいキャラクターが増えていったのですが、「アイカツ!」は、いちごちゃんという先輩がいて、あかりちゃんたちに継承されていくのが「プリパラ」と違って面白いと感じました。「プリパラ」は、新しく夢川ゆいちゃんが入った時、一緒にW(ダブル)主人公として頑張っていきますし、その違いが新鮮でした。歌唱と分かれているのも面白いですね。
下地さん 「アイカツ!」は歌唱担当と声優が別々ですし、台本をもらって初めてこの曲をやるんだと知ることがありました。「プリパラ」は、アニメの収録の前に歌のレコーディングをしていたんですよね?
茜屋さん そうですね。レコーディングで曲を聴いていますし。
下地さん カルチャーショックとまでは言えないかもしれないのですが、ステージのシーンが全然違うんですよね。「プリパラ」の方がリアルなライブ感があって、マイクを持っていたり、衣装が変わったりもしますし、新鮮でした。
下地さん みんなが努力していて、真っすぐだし、思いの強さもあります。そこは共通点ですよね。
茜屋さん そうですね。ちょうど「プリパラ」が始まった時期、自分自身もアイドル活動をしていたのですが、正直やりたくなかった時期もあったんです。でも「プリパラ」を通して、アイドルについて間違った認識をしていたんだなと思うようになりました。アイドル活動によって、元気をもらえる人がたくさんいて、私自身がハッとさせられました。変にこだわる必要はなかったんだと気付いたんです。そんなアイドルに対する思いは共通していると思います。学ばせていただきました。
下地さん 「プリパラ」もそうなのかもしれませんが、「アイカツ!」は否定しないんですよね。初めて会った相手をすぐに受け入れるし、だから今回の映画でも「プリパラ」って何?と好奇心を持って、コミュニケーションします。そういうところが「アイカツ!」らしさだと思っています。
茜屋さん 「プリパラ」に教えてもらったことは、己の我の強さを出していくことです。キャラクターの個性がそれぞれ強くて、我を出していく。みんな違うし、ドロシーなんていきなりけんか腰だけど、悪い子じゃないんです。それに対して「アイカツ!」は好奇心を持って受け入れていきます。すごく相性がいいんですよね。
インタビュー(2)に続く。
アイカツ!×プリパラ インタビュー(2)お互いへの感謝
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2025年12月26日 07:00時点
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