お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)」が出演する、米映画「トロン」の最新作「トロン:アレス」(ヨアヒム・ローニング監督、10月10日日米同時公開)の特別映像が10月7日、公開された。
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世界で初めてCG(コンピュータグラフィックス)を本格導入した長編映画として知られる米映画「トロン」(スティーブン・リズバーガー監督、1982年)はデジタル世界に送り込まれた天才プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描き、社会現象を巻き起こした。18年後の2010年には続編「トロン:レガシー」」(ジョセフ・コジンスキー監督)が公開され、ケヴィンの息子、サムを主人公に、青白く輝くネオンを基調とした当時最先端の映像で多くのファンを魅了した。
15年ぶりの最新作「トロン:アレス」では、現実世界で最強の人型AI兵士アレス(ジャレット・レトさん)が開発される。圧倒的な力と優れた知能を備えた究極の兵士だが、現実世界で“生存”できるのはわずか29分間。 “永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか……というストーリー。
「トロン:アレス」の公開を記念してコロチキがAIが考案した一発ギャグを披露する映像が解禁された。併せて、劇中でAI兵士が着用しているトロンスーツに身を包んだナダルが今作にちなんだショートコントネタを公開している。コロチキは自身のYouTubeチャンネルでAIを絡めた動画を複数投稿しており、中には今回と同様、AIが考えた一発ギャグを観客の前で披露する企画も。そこでAIが現実世界を侵食する今作にちなみ、コロチキの2人に白羽の矢が立てられたという。動画でネタを披露する2人の背後には、「トロン」シリーズを通して登場するバイク「ライトサイクル」が置かれており、ナダルさんが大のバイク好きであることも、今回の企画につながったという。
「トロン:アレス」に登場するAI兵士のアレスは、戦うことに特化し、圧倒的な速度で考え行動し、何度倒れても再生する最強の兵士。今回解禁された映像はナダルさんがAI兵士に扮し、屋外で観客を前に「AIのギャグめっちゃ面白いですから!」と盛り上げる。その隣で、相方の西野創人さんがAIに一発ギャグの作成を依頼。ナダルさんが完成したギャグをハイテンションで披露するが、観客の反応はイマイチで……。「めっちゃスベってるやん」と自虐したナダルさんは、「AIやっべぇぞ!」と決めぜりふを口にする。
今作では、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間。2人はその設定を生かしたショートコントも披露する。「俺、AI兵士になってもうたわ」と落ち込んだ様子のナダルさんに西野さんが、「なんでそうなったん?」と尋ねると、「映画『トロン:アレス』の宣伝に決まってるやろ! プライベートでやるかこんなもん!」ときっぱり。バイク好きのナダルさんがライトサイクルのタイヤ部分に逆からまたがるボケをかまし、西野さんから突っ込みが入る一幕も。「ライトサイクルがめっちゃカッコいい! バイク好きだから今回のオファーを受けたの。AI兵士になったの」とと語るナダルさんに、西野さんから、「この映画のAI兵士は29分間たつと消えてしまうらしい」と衝撃の事実を明かされる。驚きつつもナダルさんは「まあ、俺は芸能界で消えへんけどな!」と自信満々に返すという。
撮影後のインタビューでは、「カッコいい衣装やバイクを用意していただいてありがたい」と感謝する西野さんに対し、ナダルさんは直射日光を浴び汗ばんでくるという過酷な状況下での撮影について、「普通ならブチ切れるんですけど、『トロン:アレス』大好きなんでめちゃめちゃ声張ってやりました!」と振り返った。
映画にちなみ、AIにまつわるエピソードを聞かれると、西野さんは「お笑い養成所の生徒がAIに作ってもらったネタで養成所のランキングを勝ち上がっている話を聞いて、時代変わってきてますね」と話した。今作の予告を見て、西野さんは「映像技術も相まってめちゃくちゃカッコいいし、ディズニーのお城が赤く染まっているのが見たことない演出だったので、その時点でワクワクしましたね」と期待を寄せ、ナダルさんは「AIの発達とか技術を用いた映画ということに期待してます。AIギャグめっちゃやりましたけど、もれなくスベってましたんで、本当に本編だけはAIの力を絶対に見せてください!!」と今回のネタを振り返りつつ、「トロン:アレス」にエールを送った。
「トロン:アレス」AI考案の一発ギャグを披露! コロコロチキチキペッパーズ特別映像
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