相棒:生みの親・輿水泰弘が特命係のモデル明かす 「右京の“ネチネチ感”は…」

「相棒season24」ファンミーティング生配信に登場した脚本家の輿水泰弘さん(左)と水谷豊さん
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「相棒season24」ファンミーティング生配信に登場した脚本家の輿水泰弘さん(左)と水谷豊さん

 人気刑事ドラマ「相棒 season24」(水曜午後9時、10月15日スタート)のファンミーティング生配信が10月12日にテレビ朝日本社(東京都港区)で実施され、キャストの水谷豊さんと寺脇康文さん、「相棒」シリーズの生みの親である脚本家の輿水泰弘さんが登壇。応募総数約8000人の中から抽選で選ばれたファン256人の前でトークショーが行われ、制作秘話が語られた。

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 今年でシリーズ誕生25周年を迎える「相棒」。2000年の放送開始当時を振り返る場面では、水谷さんは「こんなに面白い刑事ものをかつて読んだことがなかった。本当に素晴らしかった」と絶賛。輿水さんは「ありがとうございます。ちょくちょく自信を失くした時によく言ってくださる(笑)」と感謝し、会場からは笑いが起こった。

 水谷さん演じる杉下右京ら「警視庁特命係」が活躍する物語をどのように発想したのか聞かれると、輿水さんは「ずっとコメディーをやっていたので、(相棒が)初めての刑事ものでした(笑)。参考にしたのは読んでいた『シャーロックホームズ』や『(名探偵)ポアロ』とか……『(刑事)コロンボ』も大好きだったので、右京さんが犯人を追い詰めていく“ネチネチ感”は『コロンボ』から。推理物の定番から発想しました」と明かした。

 寺脇さん演じる亀山薫についても「薫はホームズでいうワトソンのような立ち位置をイメージしました。寺脇さんはコメディーが得意な役者だったので、愛すべき凡人、熱血漢というイメージで書きました」と述べた。

 また、輿水さんは「小さい頃から豊さんの『バンパイヤ』や『マグマ大使』とかを見ていたので、豊さんが僕の書いた台本を演じてくれているのはものすごく感激でした」と熱い思いを告白する場面も。水谷さんは「それ(今まで)僕に言っていませんでしたよね(笑)!?」とツッコミを入れると、会場からは大きな笑いが起こっていた。

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