第4回スター☆オーディション：グランプリは男女とも中学2年　山中島世夏さんと岩瀬夕由さん　北川景子「天国と地獄を両方見ることになる」と叱咤激励

　芸能事務所「スターダストプロモーション」主催のオーディション「第4回『スター☆オーディション』」の最終選考会が10月26日、東京都内で行われ、1万2458人の応募者の中から東京都出身の中学2年・山中島世夏（やまなかじま・せな）さん（14）と、沖縄県出身の中学2年・岩瀬夕由（いわせ・ゆうゆ）さん（14）の2人がグランプリに輝いた。

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同オーディションは、同社が創立40周年を迎えた2019年に「新たなスターの原石が本気でエンターテインメントの世界を目指すとき、初めてチャレンジするコンテスト」としてスタート。2019年、 2021年、2023年に続き、今回が4回目となる。スペシャルプレゼンターとして、俳優の北川景子さんがサプライズで登場した。

　山中島さんは、2011年8月4日生まれ。身長155センチ。山中島さんはオーディション応募の動機を、「何か新しいことにチャレンジしたい気持ちがあって、その時にこのオーディションがあることを知って応募しました」と語り、「練習してきた成果がしっかり出せたのでうれしい」とグランプリ受賞を喜んだ。憧れの芸能人を聞かれると、「北村匠海さん。迫力のある演技を見て好きになりました」と話し、「俳優さんもやってみたいけどモデルにも興味があります。（やってみたい役どころは）悪役です」と夢を語った。

　岩瀬さんは、2011年8月12日生まれ。身長159.3センチ。「新しいことに挑戦してできることを見つけたり自信をつけたくて応募しました」という岩瀬さんは、報道陣からの自信はついたかという投げかけに、「はい。自信、つきました。グランプリを受賞できて驚いたし、とてもうれしい」と笑顔で応じた。そんな岩瀬さんは憧れの芸能人に浜辺美波さんを挙げ、「『君の膵臓をたべたい』での演技を見てすてきだなと思って目標としています」と話した。

　北川さんはグランプリ2人について、「オーディションも回を追うごとにレベルが上がってきていて。（出場者の）皆さん、歌も踊りもうまいし何でもできてしまうような方がたくさんいらっしゃる。そこで（実力を）発揮した2人は本当にすごい」とたたえた。

　2人へのアドバイスを聞かれると、北川さんは「この業界に足を踏み入れるということは、天国と地獄を両方見ることになると言いますか。いいこともあれば悪いことも同じ分量だけある」と口にし、「そのことに動じず、強くたくましく生き抜いていってほしいなと思います」と芸能界の先輩として、後輩たちを激励した。

特別賞として、福岡県出身の高校1年・藥師寺梨央（やくしじ・りお）さん（16）、東京都出身の中学1年・富永朋貴（とみなが・ともき）さん（12）、沖縄県出身の小学6年・亀谷珠奈（かめや・じゅな）さん（12）、兵庫県出身の小学5年・追田愛唯（おいた・めい）さん（11）の4人が選ばれた。

この日は、メインボーカル＆ダンスグループ「Lienel」と男女混合9人組グループ「ONE LOVE ONE HEART」の2組がオープニングアクトを務めたほか、アイドルグループ「私立恵比寿中学」、ダンス＆ボーカルグループ「BUDDiiS」がライブアクトを披露。MCは元日本テレビでフリーアナウンサーの尾崎里紗さん、BUDDiiSの小川史記さんが担当した。