解説:ロイヤルホープが出走 名馬ずらり「第82回日本ダービー」現実のメンバーは?

「ザ・ロイヤルファミリー」第5話の一場面(C)TBSスパークル/TBS
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「ザ・ロイヤルファミリー」第5話の一場面(C)TBSスパークル/TBS

 妻夫木聡さん主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)第5話が、11月9日に放送される。同話では、耕造(佐藤浩市さん)が所有するロイヤルホープが、3歳馬の頂点を決めるG1レース「日本ダービー」に出走する。現在、ドラマは2015年を舞台にしているが、現実ではどのようなメンバーがそろっていたのか。

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 同年の日本ダービーを制したのは、「皐月賞」も勝利したドゥラメンテ。勝ちタイム2分23秒2は、父・キングカメハメハが持つ記録を0秒1更新する当時のレースレコードとなった。

 2着には前哨戦の「京都新聞杯」を制したサトノラーゼン、3着は「香港ヴァーズ」「宝塚記念」と後にG1馬となるサトノクラウンが入った。さらに4着は2016年の「ドバイターフ」を勝利したリアルスティール、ダービーは14着に敗れるも、その後G1レースを7勝するキタサンブラックなどが出走していた。

 そして彼らのすごさは自身の強さだけでなく、産駒たちの成績も圧巻なことだ。早逝が悔やまれるドゥラメンテ(2021年死亡)は、タイトルホルダー、牝馬三冠を達成したリバティアイランド、11月2日に行われた天皇賞・秋を制したマスカレードボールなど多くのG1馬を輩出。

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 サトノクラウンは、産駒のタスティエーラが2023年の日本ダービーを勝利。リアルスティールは4歳馬・フォーエバーヤングが、日本の調教馬としては初となる「ブリーダーズカップクラシック」を勝利して“ダート世界一”の称号を手にした。

 そしてキタサンブラックの産駒には“世界最強”と呼ばれたイクイノックス、今年の日本ダービーを勝利したクロワデュノールもいて、これからの産駒の活躍に大いに期待がかかる。

 ドラマでは、現実のメンバーとは違った競走馬たちが登場するだろうが、「日本ダービー」はまさに頂点を決める戦いにふさわしい舞台だ。ロイヤルホープがどのような走りをして、どのような結果を見せてくれるのか、放送を楽しみに待ちたい。

 ◇第5話あらすじ

 耕造に隠し子が発覚! 栗須(妻夫木さん)に説明を求められた耕造は、相手女性は元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子さん)で今は前橋の病院で療養中、と明かす。栗須は耕造に連れられて見舞いに行き、美紀子から大学生の息子・耕一(目黒蓮さん)の存在を聞く。栗須が代わりに美紀子の援助を買って出たことで、耕造と栗須の信頼関係はより強固に。耕一も競走馬の世界に魅せられていた。

 内心穏やかではない耕造の妻・京子(黒木瞳さん)がある行動を起こす。そんな中、ホープと佐木(高杉真宙さん)は勢いに乗り、チームロイヤルは日本ダービーへの出走を決める。

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