ドラマ1週間:26年大河「豊臣兄弟!」の語りは安藤サクラ 福士蒼汰、警視庁広報課舞台のドラマ主演

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」のキービジュアル (C)NHK
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2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」のキービジュアル (C)NHK

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(11月1〜7日)は、2026年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の語りを、安藤サクラさんが担当すること、福士蒼汰さんが、2026年1月期のフジテレビ系の連続ドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」で主演を務めることが話題になった。前後編で取り上げる。

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 11月5日、岡山天音さん主演のNHKの夜ドラ「ひらやすみ」(月~木曜午後10時45分)の第3回が放送され、吉岡里帆さんが立花よもぎ役で初登場した。吉岡さん演じるよもぎは、不動産会社勤務。仕事熱心で、職場ではエースと言われているが、日々仕事ばかりで心に余裕のない生活を送っている。第3回では、ヒロト(岡山さん)がバイトしている釣り堀によもぎがやってくる。釣りをしながらも忙しく仕事の電話をしているよもぎの様子が気になっていたヒロトだったが、ヒロトのある言動が、よもぎを怒らせてしまう。SNSでは「遂に吉岡里帆ちゃん降臨。マジカワイイ」「やべ。『ひらやすみ』おもれぇ。吉岡里帆にあぁいう役やらしたら天下一品だな」といった感想が寄せられた。

 5日、高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)の第28回が放送され、終盤で再登場したタエ(北川景子さん)の衝撃の姿に、視聴者の注目が集まった。ある日、街中を歩いていたトキは、松江を離れたはずのタエが、ボロボロの着物で地べたに座り、“物乞い”となった姿を目撃してしまう。名家の生まれで、お姫様として何不自由なく育ったタエは、施しを受けた相手に頭を下げることができない。そんなタエの態度に腹を立てた男は金を取り返し、タエの頰をたたいた。衝撃の光景を目の当たりにしたトキは言葉を失った。SNSでは「想像を超える再登場」「どうしてここまで落ちぶれた!?」といった声が上がっていた。

 6日、中村倫也さんが主演を務める2026年1月期の連続ドラマ「DREAM STAGE」(TBS系、金曜午後10時)で、ボーイズグループ「NAZE(ネイズ)」のライバルとなるボーイズグループ「TORINNER(トリナー)」のメンバーが発表された。TORINNERは、新人ながらK-POP界のライジングスターと称されるエリートチームで、チーム名は「TOP/RUN/WINNER」が由来。センターを務めるリョウを演じるのは岩瀬洋志さん。グループでも圧倒的人気を誇るが実はNAZEに実の弟がいて……という役どころだ。リョウに対抗心を抱くヨヌ役に、韓国出身で「KAJA」のHOJINさん。ニック役に同じKAJAのISAACさん。またアイク役に「ICEx」の志賀李玖さん、イロ役に「The Right Light」のリーダー、松瀬太虹さんが決定した。

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 7日、安藤サクラさんが、仲野太賀さん主演で2026年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の語りを担当することが番組公式サイトで発表された。併せて、初回放送は15分拡大で、1月4日にスタートすることも明らかになった。安藤さんは「初めて冒頭を拝見したとき、監督が描くダイナミックであたたかい世界観と、(仲野)太賀くんの躍動感と安心感に心震えて涙がでました」とコメントした。また、キービジュアルも公開された。主人公・小一郎(のちの豊臣秀長/仲野さん)と兄・藤吉郎(のちの豊臣秀吉/池松壮亮さん)が、天気雨の中で大きく笑う一瞬を切り取った。雨をものともせず、ポジティブな笑顔を見せる姿が、兄弟の絆とドラマの世界観を表現している。

 7日、福山雅治さん主演で2023年4月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送された連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の劇場版「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、2025年12月24日公開)の新たなメーキングカットと場面カットが公開された。今作のクランクインは昨年12月末。初日は警視庁特別捜査本部のセットでの撮影で、大泉さんのほか永瀬さん、今田さん、松尾諭さん、奥智哉さんら捜査1課の面々が顔をそろえた。さらに今回からチームに加わった韓国出身の人気俳優・ロウンさんの姿も。スタジオにやってきた大泉さんが、いきなり「韓国から来ました。ロウンです」とまねをしつつあいさつして現場を和ませた後、ロウンさんが改めてあいさつし、チームに笑顔で迎えられたという。

 7日、織田裕二さん主演のWOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(2026年2月15日スタート、WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信)の新キャスト27人が明らかになった。俳優の金児憲史さん、白洲迅さん、加藤清史郎さん、山中柔太朗さん、宇梶剛士さんらが出演する。また、ドコモが運営する映像配信サービス「Lemino」でWOWOWの放送・配信と同時に配信されることが決定した。舞台は、北宋末期(12世紀初頭)の中国。腐敗した世を憂い、法に背いてでも正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の叛逆(はんぎゃく)の物語で、現代にも通じる「理不尽な権力に抗う意志」と「仲間との絆」が壮大な群像劇として描かれていく。宋江(織田さん)、晁蓋(反町隆史さん)、林冲(亀梨和也さん)、楊志(満島真之介さん)、その妻・済仁美(波瑠さん)らが登場する。

 7日、福士蒼汰さんが、2026年1月期のフジテレビ系の連続ドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(火曜午後9時)で主演を務めることが明らかになった。広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマとなる。福士さんと初タッグとなる緒形直人さんの出演も決定した。福士さんが演じるのは、蔵前橋警察署の刑事から広報課2係に異動となる今泉麟太郎。緒形さんが演じるのは、今泉が異動してきた広報課2係で係長を務める安藤直司。酒好きで宴会好きだが、元捜査1課の刑事らしく洞察力があり、抜けているように見えて、実は記者たちをコントロールしている切れ者。異動してきたばかりの今泉を陰で支える。

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