良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第43回「裏切りの恋歌」が、11月9日に放送され、終盤、失脚した松平定信(井上祐貴さん)に“接触”してきた人物が、視聴者の注目を集めた。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第43回では、蔦重(横浜さん)は、吉原への借金返済の代わりとして、歌麿(染谷将太さん)が描く50枚の女郎絵の準備を進めていた。
蔦重との関係に悩む歌麿の気持ちも知らず、半ば強引に仕事を進める蔦重だったが、ある日、歌麿が西村屋の万次郎(中村莟玉さん)と組む話を聞き、動揺する。一方、江戸城では、定信がオロシャ対策に全力を注いでいた。
この一件を見事にさばいた定信が、次に狙うのは大老の座。家斉(城桧吏さん)には、将軍補佐と老中の兼任を解いてもらった上で、その代わりに大老職を命じてもらえる、そう信じて疑わなかった定信だが、家斉からは「では越中守。これよりは、政には関わらず、ゆるりと休むがよい」と“お役御免”と言われてしまう。
将軍補佐と老中の職を失い、大老にもなれないことを知った定信は、自身が罠にはめられたと気づき、怒りをにじませるが、時すでに遅し。家斉や他の老中らが自分を笑う声を耳にしながら、城を去った。
そんな失意の定信のところにやってきたのが、大奥総取締の高岳(冨永愛さん)。高岳は定信に、家治(眞島秀和さん)の嫡男・家基(奥智哉さん)の命を奪ったとされる“呪いの手袋”を差し出し……と展開した。
SNSでは「なんで高岳、と思えば手袋」「まさか、あの手袋が」「いま、ここで出てくるんやあの手袋!!」「このタイミングで、特級呪物!! なぜ高岳が!!!」と視聴者は反応。「最後に出てきた高岳さまに胸高鳴った! 意外にも定信様と組むの? そしてあの手袋の登場であっと声が出た。どうなるのか……」「忘れた頃にまたもや現れた呪いの手袋」「『呪いの手袋』が定信に渡ったことで治済の悪事が白日の下にさらされる時がくるか…?」といったコメントも寄せられた。
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