倉科カナ:佐々木蔵之介と共演で“すごさ”再認識 人並み外れた表現力に憧れ「私もそういう俳優になりたい」

1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲」に出演する倉科カナさん
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1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲」に出演する倉科カナさん

 1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲(はぐれぐも)」(NHK BS・BSプレミアム4K、日曜午後6時45分※初回は午後7時)で、主人公・浮浪雲(佐々木蔵之介さん)の妻・かめを演じる倉科カナさん。佐々木さんとはおととしぶりの共演で「蔵之介さんはいろんな引き出しを持っていらっしゃって、私もそういう俳優になりたいなという憧れがあります」と話す倉科さんは、本作とどのように向き合ったのか。また、共演を通して再認識した佐々木さんの“すごさ”について語った。

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 ◇かめ役をどう演じた?

 「浮浪雲」は、ジョージ秋山さんの同名マンガが原作の“時代劇ホームドラマ”。舞台は幕末の品川宿。女物の着物をまとい、髪をおでこの前で結んだ風変わりな男「浮浪雲」。ふわふわとつかみどころのない風体で日々を気ままに生きながらも、いつの間にか人々の運命を優しく動かしていく。笑いあり、涙ありの人間賛歌。

 倉科さん演じるかめは、おおらかで愛嬌たっぷり。雲を深い愛情で包み込み、息子・新之助(川原瑛都さん)とともに家庭を支える明るく芯のある女性だ。

 そんなかめについて、倉科さんは「なかなか家に帰ってこない雲さんのことをすごく愛していて、喜怒哀楽がキュートに描かれたキャラクター」と説明し、「そこがすごく魅力的だなと思って、『この役やってみたい!』と思いました」と明かす。

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 「時代劇ではありますが、緩さのあるホームコメディーでもあるので、現代劇風に少し崩すことが必要でした。どこまで攻めるのか、その塩梅(あんばい)を調節するのが大変でしたね。あとは、かめさんってしっかりしているけれど、どこか少女のようなところもあって。母であるけれど、女性でもある。今までそういった役を演じたことがなかったので難しかったです。すごく絶妙なバランスを求められる作品であり、役柄でもありましたが、新たな一面を自分の中でも見出せたので、自信につながりました。チャレンジしてよかったと思いますね」

 撮影にあたって、特に役作りはしなかったという倉科さん。その理由として「原作も読ませていただいた上で、蔵之介さんがどういうアプローチでくるのか、それによってどう演じるかを調整していこうと思いました」と説明する。

 「かめ役を固めてから撮影に入るというよりは、手探りで役を作り上げていく。実際に相手に演技をぶつけてみないと分からなかったりするので、そこは計算しつつ役を仕上げていきました。本当に日々が挑戦でしたね」

 ◇夫役・佐々木蔵之介の印象は?

 夫婦役を演じた佐々木さんとは、2008年公開の映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」、2024年放送の連続ドラマ「グレイトギフト」(テレビ朝日系)以来、3度目の共演。倉科さんは「デビューしたばかりの19歳の頃に初めて共演させていただきました。10代でご一緒して、おととし再共演、そして今回は夫婦役。月日の流れを感じますし、感慨深いですね」と振り返る。

 「蔵之介さんってたたずまいだけで心情を表現なさるから、私もそういう俳優になりたいなという憧れがあります。いろんな引き出しを持っていらっしゃって、監督にたくさんアイデアを提示できる方。蔵之介さんの一人舞台『マクベス』も拝見させていただきましたが、一人で20役もこなされていて、イマジネーションも人並み外れた表現力もすさまじいなと圧倒されました。初共演のときも、今回も『すごいな』と。その印象は変わらないですし、本当に尊敬しかないです」

 そんな佐々木さんとの共演を振り返り、「充実感がありました」と笑顔を見せる。

 「蔵之介さんって、本当に何でもできるんですよ。お芝居を間近で見させていただいて、どうしてこんなに瞬発的にいろんなパターンの演技ができるんだろうと驚きました。私もあんなふうにクオリティーの高い演技がお届けできたら……と思いましたし、とても刺激を受けました」

 最後に、ドラマの見どころについて「笑って、時々泣けて、深さも感じられて、本当に新感覚の時代劇なので、気楽に見ていただけたらうれしいです」とアピール。

 「緩さの中に核心をつくこと、普遍的に大切にしなきゃいけないことが隠されているので、そういった隠れメッセージみたいなものを見つけて、受け取っていただけたらと思います。普段、時代劇を見ない方にも楽しんでいただける、時代劇の入り口としてもピッタリな見やすいドラマだと思うので、ぜひ一度見ていただけたら幸いです」

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