俳優の山崎賢人さんと松下洸平さんが、東野圭吾さんの話題作「殺人の門」(2027年2月19日公開)の実写映画(金井紘監督)でダブル主演を務めることが明らかになった。2人は“親友”の人生を狂わせる男と、そんな“親友”を殺したい男を演じる。
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「殺人の門」は2003年に角川書店から発行されたミステリー小説。倉持(山崎さん)は、田島(松下さん)が困ったときにいつも手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”だ。しかし、田島の人生が狂う瞬間、いつも必ずその影に倉持がいる。そして、田島の中で膨れ続けるある疑念と殺意。“親友”を助けては裏切る倉持の目的は何なのか……というストーリーだ。
超特報映像も公開された。洗練されたビジネスマンを感じさせる倉持とどこか苦労を重ねた様子が伺える田島が登場。倉持はタバコ片手に田島の肩を抱き寄せ、夜の繁華街を歩く。「俺たち親友だろ?」と自信たっぷりに語りかける倉持が印象的だ。そして、その“親友”同士のやりとりの後に、突如「殺人の門」のタイトルバックが現れる。
山崎さんと松下さんは、2022年に放送された日曜劇場「アトムの童(こ)」(TBS)で“親友”同士を演じたのをきっかけに、プライベートでも親交を深めてきたという。今回の出演について、山崎さんは「初めて脚本を読んだとき、すぐには理解しきれない部分もありましたが、それでも言葉では表せないほどの面白さを感じました」とコメント。「誰かに愛されることに飢えた2人の男と、その間を流れる友情と殺意を、スクリーンで感じていただけたらうれしいです」と話している。
今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています。そして三度目は、たぶん映画を見た後でしょう。感動のあまり惚けているか、別の意味で惚けているか、今からとても楽しみです。
初めて脚本を読んだとき、すぐには理解しきれない部分もありましたが、それでも言葉では表せないほどの面白さを感じました。物語は決してシンプルではなく、考えれば考えるほど何層にも重なり合っていて、その複雑さこそが魅力だと思います。倉持修は物語をかき乱していく存在であり、依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男です。そして、この物語は本質的には“愛の物語”なのではないかとも感じています。
田島という役を演じさせていただく中で、依存の心理についてよく考えていました。なぜ自分を傷つける人と離れられないんだろう。倉持に狂わされた人生なのに、どうして倉持を求めてしまうんだろう。誰かに愛されることに飢えた2人の男と、その間を流れる友情と殺意を、スクリーンで感じていただけたら嬉しいです。この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません。
初めて今作のオファーを頂いた際、久しぶりに山崎賢人と現場に立てること、それも自身初の長編映画で東野圭吾さんの名作に一緒に挑戦できることに心を躍らせました。原作を拝読した際、どこまでもダークで救いのない物語の底に、ある種の「美しさ」を湛えた友情を感じました。その“歪んだ友情"を、山崎賢人と松下洸平の2人がこれ以上ない形で美しく生々しく表現してくれました。門の内側に渦巻く濃密な人間ドラマを、ぜひスクリーンでご覧ください。
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