渡部篤郎:韓国でKARAを“出待ち” 映画「外事警察」完成披露で監督が暴露

「外事警察 その男に騙されるな」の舞台あいさつに登場した渡部篤郎さん
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「外事警察 その男に騙されるな」の舞台あいさつに登場した渡部篤郎さん

 俳優の渡部篤郎さん主演で09年にNHKで放送され人気を博したドラマを映画化した「外事警察 その男に騙されるな」(堀切園健太郎監督)の完成披露試写会が19日、東京都内で行われ、渡部さんら主要キャストと堀切園監督が舞台あいさつに登場。作品にちなんで、出演者の秘密を“密告”することになった堀切園監督が「(渡部さんは)韓国ロケの合間、K−POPアイドルの“出待ち”をしていた」と暴露すると、渡部さんは倒れ込みそうになるほど動揺。はぐらかそうとするも、司会からの追及を受け、「KARAの事務所が近くにあると聞いたので、その辺の喫茶店で時間つぶしてました。(出待ちは成功した?)しませんよ」と白状し、苦笑いを浮かべていた。

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 「外事警察」は麻生幾さんの同名小説が原案。映画は、「ハゲタカ」のスタッフと「相棒」シリーズの脚本家・古沢良太さんがタッグを組み、国際テロを未然に防ぐために組織された実在する外事警察の世界を、元外事警察など関係者に徹底取材し、映像化した。ある日、朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入る。同時期に軍事機密データも消え、日本での核テロの可能性が高まった。“公安の魔物”と恐れられる住本(渡部さん)ほか外事4課は、日本に潜伏する工作員らしき男に目をつけ、妻の果織(真木よう子さん)を“協力者=スパイ”に取り込み捜査を進める。外事警察や韓国諜報(ちょうほう)機関NIS、テロリストらによる情報戦が繰り広げられる中、住本は核テロを阻止するために、ある最終手段に出る……というストーリー。

 舞台あいさつには、渡部さんと監督のほか、真木さん、尾野真千子さん、田中泯さん、石橋凌さんが登場。一般への公開はこの日が初めてで、渡部さんは客席に向かって「撮影は本当に大変で、苦しい思いをしながらやっております。でもこうやって、皆さんに見てもらい、報われる時です。ありがとうございます」と感謝を述べた。ほかに遠藤憲一さん、余貴美子さん、韓国人俳優のキム・ガンウさんらが出演している。6月2日から全国公開予定。(毎日新聞デジタル)

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