堤幸彦監督が15日、自身が手がけたドラマ「家族八景」のブルーレイディスク(BD)&DVD発売記念イベントに、女優の木南晴夏さんとともに登場。同作品で初主演を務めた木南さんを堤監督は「天才」と絶賛し、「大人のキャラクターを演じたらどうかなって。本当にいい人に見えるけど、悪い人だったり。そっち系の迫力が見たい。ちょっと考えましょう」と再タッグに意欲をみせていた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「家族八景」は、筒井康隆さんの同名小説が原作。人の心を読むことのできる超能力者(テレパス)の火田七瀬が、家政婦の仕事で入った家庭の、口に出せない秘め事を次々と暴いていくSFホームドラマ。今年1月から全10話でMBS、TBSなどの深夜枠で放送された。BDとDVDは6月6日発売で、本編に加えメーキング映像やナビ番組などの特典映像や特製ブックレット付きで各1万5750円。
堤監督は「七瀬に心を読まれた人がみんな裸になっていくっていう裸ドラマにしたかったんですが、『キャスティングできません』ってプロデューサーに言われて、表現をやわらかくしました(笑い)」と舞台裏を明かした。また、木南さんは「堤組は撮影が早くて、ゲストの方は驚いてました」と話し、堤監督について「エキストラさんが多い時は、前説をやって笑わせて現場を温めてくれてました」と語っていた。
イベントでは、堤監督の新作映画「MY HOUSE」の26日からの公開を記念して、特別上映会も行われた。ホームレスをテーマに、これまでのエンターテインメント性を高める作風を封印してモノクロ映像で挑んだ堤監督は「ブルーシートのハウスに対する世間の思い込みを忘れてほしくて白黒の手法を取り、音楽も見ている方の心理を誘導できるのでそういう部分もやめようということで、色なし音なしの大胆な作品になりました」とコメント。
堤監督は「『家族八景』は未来が見える形のアバンギャルドな実験的作品」、「『MY HOUSE』は見る方々で反応が違う。僕も見返すたびに違う感想が出てくる」と両作品をアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…
木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。…