よしもとと長野県の諏訪広域連合の合同企画で、よしもと初の婚活ツアー「よしもと諏訪婚コン」が9月1日に富士見パノラマリゾート(長野県富士見町)で開催される。同ツアーにはアドバイザーとしてお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さん、「よしもと諏訪婚コン応援女子部」として参加するお笑い芸人の出雲阿国さん、長野県住みます芸人のお笑いコンビ「こてつ」らが参加し、ツアーを盛り上げる。コンパの達人として知られ、「後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ」(アスコム)の著書もある入江さんと同ツアーに参加する阿国さん、「こてつ」に街コンや合コンなど婚活成功の秘けつを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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「よしもと諏訪婚コン」は長野県の諏訪広域連合とよしもとの「あなたの街に“住みます”プロジェクト」との合同企画で、首都圏に住む独身女性が長野を訪れ、長野県の諏訪エリア(諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村)に住む独身男性と街コンを行う。当日は女性向けにイメージアップセミナーが開催されるほか阿国さんが行きのバスに同乗し、風水・ダイエット講座を開きながら女性参加者をサポートする。ほかにお笑いコンビの「天狗」や「タカダ・コーポレーション」の大貫さんも参加する。「よしもと諏訪婚コン応援隊長」を務める「こてつ」の北村智さんは「長野の男性はシャイという傾向があるので、そんな男性たちをサポートしていきたい」と意気込んでいる。
入江さんは婚活成功の秘訣(ひけつ)を「積極的に話しかけること」と即答。「時間も限られているのでどんどん話しかけて楽しまなきゃ」と力説する。しかし、コンパではその場が盛り上がっても次につながらないということもしばしば。気に入った異性と持続的な“お付き合い”をするコツを聞くと、入江さんは「メリットを作るべき。例えば僕ら芸人だったら、僕とよしもと(吉本興業)の先輩がつながっているから女の子にとってはメリットになるかもしれない。女の子だったら『友だちに可愛い子、たくさんいるんだ』といって写メ見せるとか、『ここのお店で働いているから来てくれたら安くするよ』とか1個メリット作れば、次につながる」と伝授。「あとは楽しくお酒が飲めれば。飲んでいて楽しいなって思えば連絡先を聞こうってなるから」と語った。
一方、阿国さんは「最初から『私を気に入ってほしい、好きになってほしい』と考えるのは失敗パターン」とキッパリ。「コンパで彼氏を作ろうと思っているのは“スケベ”な考え方。人脈と友だちを作りに行って、毎日楽しく過ごしている人って絶対彼氏がいるんです。『この人がいい!』『この人でなきゃ嫌!』って言っている女の子ほどコンパを楽しめないし、友だちを作らずに彼氏を作ろうとしているから重いんです。それでコンパが楽しくなくなって疲れちゃう」と女性にアドバイスする。「よく友だちと合い言葉としていうのが“捨てコン”なんてないということ。どんなにつまらないコンパでも、相手が気に入らない人でもその人の友だちに自分の将来の彼氏がいるかもしれない。だからコンパではいい子だって思われるべきなんです。人と人とのつながりを持つ入り口がコンパなんです」とコンパの神髄を語った。
異性の“モテ”ポイントについて入江さんは「よく笑う子はモテる。逆にやめた方がいいのは自虐。自虐的な女性はこちらが引いちゃうんです。突っ込めないし。それと年齢を隠そうとするのもよくない。女性が思っている以上に男性は女性の年齢を気にしていないから」と話す。また、阿国さんは「女子は雰囲気イケメンに弱いから、カッコよさそうな服を着るとか、どこかのパーツに力を入れるだけでも全然違う」と男性に向けてアドバイス。「こてつ」の河合武俊さんも「愛想のいい子がモテる。会話ができる子はいい」と語った。
「よしもと諏訪婚コン」は9月1日開催。定員は男女各40人(計80人)で最小催行人数は男女ともに各20人。女性は午前7時に東京・新宿発のバスで長野に向けて出発し、男性は現地集合する。申し込みは女性は先着順、男性は抽選で、インターネットの「ラフブロ『よしもと諏訪婚コン~恋人の聖地&絶景パノラマ散策ツアー』」のページから申し込む。募集期間は20日まで。入江さんは「(女性は)阿国の風水で自分を磨けばモテるので、ぜひ参加してください。お笑いもありますから」と参加を呼び掛けた。(毎日新聞デジタル)
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