杏:朝ドラ撮影女学生生活からスタート

「ごちそうさん」の撮影を行った杏さん=NHK提供
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「ごちそうさん」の撮影を行った杏さん=NHK提供

 女優の杏さんが24日、奈良市内の奈良女子大学キャンパスで13年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「ごちそうさん」の撮影を行った。この日が撮影2日目の杏さんは登校シーンなどに挑戦し、「約300日近くある(撮影の)うちの2日目かなと思うと、まだまだ始まったばかりかなと、ふと気の遠くなるような思いもあるんですけれども、ただ、とっても楽しかった」と話し、「2日間で、本当にキャストの皆さまともスタッフの皆さまともすごくいいチームワークを作っていけるなという確信が持てました」と手応えを感じている様子だった。

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 「ごちそうさん」は「食」をテーマに、大正時代からスタートする物語で、食いしん坊の東京娘・め以子(杏さん)がへんくつな大阪男・西門悠太郎(東出昌大さん)に恋をして“食いだおれの街”大阪に嫁ぎ、激動の大正・昭和をたくましく生き、夫への愛を貫く半生を描く。ドラマ「JIN−仁−」(TBS系)などを手がけた脚本家の森下佳子さんが脚本を担当する。

 奈良女子大学の撮影には、め以子の同級生を演じる前田亜季さんと宮嶋麻衣さんも登場。前田さんは撮影について「監督から『“キャイキャイ”した感じを出して』ということで、そういう雰囲気で3人で楽しく女学生生活をスタートできたのでよかったなと思います」とコメント。また、杏さんはロケを「め以子(という役)が自分の体の中にしみていくという中で、それを一番体現できるロケからスタートできたということをとてもうれしく思っています」と撮影を振り返っていた。

 「ごちそうさん」は13年9月30日スタート。全150回を予定。(毎日新聞デジタル)

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