住吉美紀:2度目のサマソニMCを担当に意気込み 「肉体で音を感じて!」

1 / 3

  元NHKアナウンサーで現在フリーの住吉美紀さんと俳優で音楽活動も展開する城田優さんが、WOWOWで8月10、11日に生放送されるロックフェスティバル「SUMMER SONIC(サマソニ) 2013」で、MCやインタビューを担当する。NHK時代に同イベントの中継でMCを担当した経験があり、海外経験が豊富で洋楽に造詣が深い住吉さんに、見どころや意気込みを聞いた。(毎日新聞デジタル)

あなたにオススメ

 ◇音楽の趣味は雑食

 小学校と高校時代に米国やカナダで過ごすなど海外経験が豊富な住吉さんは、子どものころから洋楽を聴いて育った。「最初に買ったカセットテープは、マイケル・ジャクソンの『スリラー』。高校のときはカナダでボーイズ2メンやホイットニー・ヒューストン、ディー・ライトのライブも見ました。音楽に対して雑食。何かに特化して詳しいわけではないですが、感覚が合えばなんでも聴きます」とジャンルを問わず音楽を楽しんでいるという。また、大学時代は軽音楽部でドラムやボーカルを担当し、現在もボーカリストとして年1、2回はライブを行うなど、音楽は“生活の一部”になっているようだ。

 サマソニは、2010年にNHKのアナウンサーとして中継番組のMCを担当した際に参加した経験があり、「フェスは初めてだったのですが、会場中を飛び回りました。(1980年代に大ヒットした)a−haの『テイク・オン・ミー』を生で聴けたのがよかったですね」と振り返る。洋楽好きで現場経験もある住吉さんにとって、サマソニのMCはまさに適役で、今回のオファーが来た際は「やった!」と歓喜したという。さらに、城田さんとの共演も「ダブルで『やった!』ですよ。カッコいいですよね。(城田さんを)眺めてみたい……。お会いしたことがないので、楽しみです」と喜んでいる。

 今年の注目アーティストは、「シンディ・ローパーやペットショップ・ボーイズ。アースウィンド&ファイアーは夏らしく踊って楽しい曲が多いので楽しみ。スマパン(スマッシング・パンプキンズ)やメタリカは、大きなステージで音圧を浴びたいですね。カーリー・レイ・ジェプセンやホット・シェル・レイもCDを買っているので見てみたい。ジェイク・バグも注目です」と“雑食”ということもあり、新旧、ジャンルを問わずさまざまなライブに期待しているようだ。

 ◇インタビューは視聴者目線で

 住吉さんは英語が堪能で、NHK時代に、エルヴィス・コステロさんやシェリル・クロウさんら数々の海外アーティストにインタビューした経験があり、今回も現場でインタビューを行う。「聞ける人には全員、話をしてみたい! 専門的な話よりも、人間性に迫ってみたい。見ている人の好奇心に応えられるようにしたいですね。私は視聴者の方の最前列にいるような感覚でインタビューに臨むことが多いんです。一緒に楽しみましょう!」と意気込む。

 生放送を見る視聴者に向けて、お勧めの楽しみ方を聞くと、「ご近所迷惑にならない程度に音量を上げて、クーラーを消し、窓を開けて、ビールとかき氷で楽しむ。肉体で音を感じてほしいですね。毛穴が開いて、汚れが出るので、デトックスにもなりますよ。それに、フェスは知らなかった音楽に触れるチャンスなので、家事をしながらでも、テレビを付けておいても楽しいでしょうね」と語っていた。

 サマソニは、00年にスタートした国内外のアーティストが集結する都市型ロックフェスティバルで、今年は8月10、11日にQVCマリンフィールドと幕張メッセ(ともに千葉市美浜区)で開催。WOWOWでは、前夜のオールナイトフェス「SONICMANIA 2013」の模様を8月9日午後10時半から「現地より生放送!SONICMANIA 」、1日目の模様を8月10日午後3時から「現地より生放送!SUMMER SONIC 2013 DAY−1」、2日目の模様を8月11日午後3時から「現地より生放送!SUMMER SONIC 2013 DAY−2」としてWOWOWライブで生放送する。

 <プロフィル>

 すみよし・みき。1973年4月5日生まれ。国際基督教大学(ICU)卒業。96年、アナウンサーとしてNHKに入局。2007年の「第58回NHK紅白歌合戦」で総合司会を務めたほか、「プロフェッショナル 仕事の流儀」「スタジオパークからこんにちは」など人気番組を担当。11年4月からフリーに。小学校時代に米国シアトル、高校時代にカナダ・バンクーバーで過ごした経験があり、英語を生かして海外取材や中継も多くこなす。

写真を見る全 3 枚

アイドル 最新記事

MAiDiGiTV 動画