10月スタートの人気ホラーマンガの深夜ドラマ化「彼岸島」（TBS、MBSほか）の追加キャストが発表され、モデルで俳優の栗原類さんが最強の吸血鬼・雅（みやび）を演じることが20日、明らかになった。栗原さんは「（映画版で雅を演じた）山本耕史さんのような芝居は100万年かかってもできませんが、皆さんの期待を裏切らないよう頑張りたいです」と意気込んでいる。銀髪の華麗で妖艶な吸血鬼にふんした栗原さんの画像も公開された。

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　原作は松本光司さんのホラーマンガで現在、最終章にあたる「彼岸島　最後の47日間」がマンガ誌「週刊ヤングマガジン」（講談社）で連載中。実写化されるのは2010年公開の映画に続いて今回が2度目で、ドラマは、行方不明になった兄を捜すため、孤島の彼岸島に渡った主人公たちが、島を支配する吸血鬼と死闘を繰り広げる姿を描く。「悪の教典」（12年）などで知られる三池崇史監督がドラマ総監修を務めることでも話題を呼んでいる。

　白石隼也さんと鈴木亮平さんがダブル主演、山下リオさんがヒロインを演じることはすでに発表されているが、さらに今回、栗原さんのほか、元宝塚男役トップスターの大和悠河さんがテレビドラマ初出演で大胆なセクシー衣装を披露することや、鈴木さんが演じる主人公・篤の恋人役を女優の水崎綾女さん、雅の過去を握る役を鶴見辰吾さんが演じることも発表された。ドラマは10月24日スタート。TBSは深夜0時58分から、MBSは深夜0時59分から放送。全10回を予定。（毎日新聞デジタル）