女優の樹木希林さんが、ファッション誌「VOGUE」(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)が贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2013」に選ばれ26日、東京都内で行われた授賞式に登場した。3月に行われた「日本アカデミー賞」の授賞式で「全身ががんにおかされている」と明かした樹木さんは「病気療養の1年だった」と振り返り、「(体調は)ずっと同じ。とてもいいんです。悪くない」と話した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
一年で印象に残ったことを聞かれ、樹木さんは「振り返るひまがなかったわね。認知症があるので、どんどん(出来事の)印象が変わっていくのよ」と話し、体調を保つコツを聞かれると「整形と化粧、そして“皇潤”」と一緒に同賞を受賞した八千草薫さんが出演しているCMに引っかけながらユーモアたっぷりに答え、笑いを誘っていた。
今年で9回目を迎えた同賞は、さまざまな分野で活躍し、輝いた女性に贈られる。樹木さん、八千草のほかに大久保佳代子さん、壇蜜さん、アスリートの佐藤真海さん、アーティストのスプツニ子!さん、モデルで女優の福島リラさん、モデルのCHIHARUさん、女優の満島ひかりさんが受賞した。(毎日新聞デジタル)