関根勤:“30年来の夢”初監督映画の製作開始 タモリやさんま、娘・麻里も出演

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 タレントの関根勤さんが映画「騒音 Noise(仮)」で初めて映画監督を務めることが15日、明らかになった。温水洋一さんが主演を務め、村松利史さん、酒井敏也さんが出演するほか、明石家さんまさん、タモリさん、小堺一機さんら関根さんと親交のあるお笑い界の大御所や娘の麻里さんも“友情出演”する。

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 撮影2日目となる同日、ロケ地の東京都内の焼き鳥屋で会見が開かれ、関根さんや温水さんらキャストが登場。関根さんは「映画監督は30年くらい前から夢としてあった。最近、品川(祐)くんや芸人さんが監督をやっているので、チャンスがあれば……と思っていた」と映画への思いを語った。また「妄想は、映画がヒットして(クエンティン・)タランティーノが『ワンダフル!』とつぶやいて、世界中でヒット。インドの映画会社から『踊りのシーンを増やさないか』とオファーがあり、ダンスシーンを足して、インドでも大ヒットし、リメークされ、ハリウッドでもリメーク……。(司会経験のある)日本アカデミー賞でも4、5冠とって……」と大ヒットを“妄想”していた。

 映画は関根さんが昨年、還暦と芸能活動40年を迎えたことを記念して、CSの映画チャンネル「映画チャンネルNECO」の番組「映画ちゃん」で企画。テーマは“思いやり”で、主人公は中年サラリーマン。“マンションの上と下の階の争いを地球規模でやりたい”という関根さんのアイデアが基になっている。再開発が進む東京・S区が突然、人間の地下破壊活動に怒った謎の地底人に襲われる。地底人のはく毒ガスに耐性を持つ“日本のオヤジ”がチームを結成し、地底人に立ち向かう姿が描かれる。YOUさん、お笑いコンビ「キャイ~ン」「ずん」なども出演する。

 関根さんは、タモリさんやさんまさんの出演について「僕ならではの友情出演。ほかの監督にはできない。断られないように直接交渉しました。タモリさんはタモリさん、さんまさんは温水さんの上司の役です」と説明。娘・麻里さんが出演する経緯を「娘を出すのは抵抗があったけど、プロデューサーに『ぜひ!』と言われた。(本人は)『迷惑をかける』と嫌がっていたし、台本を見て『結構、せりふがあるじゃん』と怒られた。温水さんの娘の役で家での麻里に近いナチュラルな感じです」と明かした。

 ハリウッドでのリメークが話題になると、関根さんは「アクションがすごくなるから、温水さんが(シルベスター・)スタローン、村松さんが(アーノルド・)シュワルツェネッガー、酒井さんが(スティーブン・)セガールかな。千葉真一さんやジャン・クロード・バン・ダムにも出てもらいたい。ロバート・デ・ニーロが主演もいいなあ……」とまたもや“妄想”していた。

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