青木崇高:がん患者役 裏番組ドクターX・大門に「治して」とラブコール

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 女優の吹石一恵さんと俳優の青木崇高さんが14日、東京都内で開催された20日スタートの連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。」(TBS系)の特別試写会に登場し、舞台あいさつを行った。記者から、高視聴率が続く米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)と同時間帯に放送されることについて聞かれると、青木さんは「ぜひ大門先生(米倉さんが演じている天才外科医)に出てもらって、治していただきたい」と、末期の肺がん患者という自身の役柄にちなんだ見事な切り返しで応じた。主演を務める吹石さんも「意識してもしょうがない。『ドクターX』は素晴らしい作品ですが、私たちには私たちのカラーやトーンがあるので、マイペースでやっていきたい」と語った。

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  ドラマは、昨年亡くなった芽生さんが闘病や家族についてつづったブログの内容をまとめたエッセー「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(大和出版)が原案。幼い子ども2人を持ちながら、末期の乳がんと診断され余命宣告を受けた吉岡柊子(吹石さん)と、その数日後に末期の肺がんとして余命宣告を受けた賢一(青木さん)の夫婦が、子どもたちのために、病気を前向きにとらえ、立ち向かう姿を描いていく。

 舞台あいさつには、吹石さんと青木さんの子どもを演じている子役の渡邉このみちゃんと五十嵐陽向君も登場。青木さんは、このみちゃんと陽向君について「しょっちゅう膝に乗ってきて、甘えてくる」と目を細めると、「いきなり2人の子どもができてしまって、ありがたい経験をさせてもらっているし、一緒に成長させてもらっている」とコメント。吹石さんは「家族4人でいるのが当たり前のようになってきていて、今はこの家族のこと以外は考えられないですね」と笑顔で語った。ドラマは20日から毎週木曜午後9時に放送。

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