麻生久美子:地味ダサヒロインに 衝撃のビジュアル公開

映画「ラブ&ピース」で地味なヒロインを演じる麻生久美子さんのビジュアル(C)「ラブ&ピース」製作委員会
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映画「ラブ&ピース」で地味なヒロインを演じる麻生久美子さんのビジュアル(C)「ラブ&ピース」製作委員会

 女優の麻生久美子さんが初夏公開予定の映画「ラブ&ピース」(園子温監督)に出演し、地味で目立たないヒロインを演じることが20日、明らかになった。白髪まじりのボサボサの髪とすっぴん風メーク、メガネ姿のビジュアルも公開された麻生さんは「衣装合わせの時には、(園監督から)とにかくダサく、色気はゼロで麻生久美子だと分からない感じでやってほしいと言われたので、今までにない自分を引き出してもらえそうでワクワクしたのを覚えています」と役どころについて話している。

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 麻生さんが演じるのは、俳優の長谷川博己さんが演じる主人公のサラリーマン・鈴木良一が思いを寄せる職場の同僚・寺島裕子で、職場で疎まれている良一に優しく接する役どころだ。園監督とショートフィルム(未公開)と連続ドラマ「時効警察」(2006、07年)でタッグを組んだ麻生さんは「ストーリーもファンタジーで心に響き、今まで見たことのない素敵なとんでもない映画になっていると思います。やっぱり園さんの才能は計り知れないすごさがあると思いました」と話している。

 映画は、園監督が初めて特撮に挑戦するオリジナル作品。うだつの上がらない日々を過ごす良一(長谷川さん)はある日、デパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。あきらめたロックミュージシャンへの道、まともに話せないが恋心を抱いている裕子(麻生さん)への思いを抱える良一の人生を取り戻すのに必要な最後の欠片(ピース)がミドリガメだった……というストーリー。 

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