人気アイドルグループ「NMB48」の梅田彩佳さん(26)がヒロインのドロシー役を務める宮本亜門さん演出のミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」が7日、初日を迎え、東京国際フォーラムホールC(東京都千代田区)で公開リハーサルが実施された。リハ前に取材に応じた梅田さんは「オーディションからここまですごく早かった」とこれまでの日々を振り返ると「今日から(幕が)開けるんだなって思って、ワクワクしています」と心境を明かした。
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梅田さんは「誰に見てもらいたいですか?」との質問に、AKB48で同期だった元メンバーの大島優子さんの名前を挙げ「(大島さんが)見に来るって言ってくれている」と明かし、「あとは増田ちゃんにも見てほしい」と“先代”ドロシー役の元メンバー増田有華さんにもラブコール。ダブルキャストでドロシーを演じる「AKB48」の田野優花さん(18)との年齢差を報道陣に突っ込まれると「トゲのある質問」と苦笑しつつ、「(年齢差を)感じさせないよう頑張ります」と意気込んだ。
演出を手がけた宮本さんも「オーディション、けいこを経てすごく良くなってきている」とヒロイン役の2人の成長に目を細めると「AKBで大丈夫かなって思う方もいると思いますが、なめちゃいけないよ、AKBって感じです」と自信たっぷりに語っていた。
今作は、ライマン・フランク・ボームさんの児童文学「オズの魔法使い」が原作で、マイケル・ジャクソンさんやダイアナ・ロスさんが出演し映画化もされた傑作ミュージカル。宮本亜門版は2012年に初演された。オズの国に迷い込んだ少女ドロシーが元の世界に戻るために、そこで出会った仲間たちとの冒険を描く。東京公演は22日まで。大阪、名古屋、福岡でも上演される。