大沢たかお:観客に“自腹クッキー” 石原さとみは「もらってない…」

映画「風に立つライオン」の初日舞台あいさつに登場した(左から)三池崇史監督、大沢たかおさん、石原さとみさんとクッキーを手にする観客たち
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映画「風に立つライオン」の初日舞台あいさつに登場した(左から)三池崇史監督、大沢たかおさん、石原さとみさんとクッキーを手にする観客たち

俳優の大沢たかおさんが14日、東京都内で行われた映画「風に立つライオン」(三池崇史監督)の初日舞台あいさつに出席した。同日は「ホワイトデー」ということで、観客に自らの提案でクッキーを配布した大沢さんは「一応自腹。普段は(こういったプレゼントは)映画会社だったりの思惑があったりするんですが、これは僕が本当に感謝の気持ちを込めて。持ち帰って食べていただけたら」と話した。

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 大沢さんが配ったのは、タイトルにちなんだライオンをかたどったクッキーで、約650の客席からは「ありがとう!」の声と共に大きな拍手。照れくさそうに応じた大沢さんだったが、「ホワイトデーはたいした思い出もなく人生ここまで来ましたが、今日はみなさんと時間を共有できて一生忘れない日になりました」と笑顔を見せたが、一緒に登壇した共演者の石原さとみさんが「私はもらっていない」と口をとがらせると、「すみません……」苦笑していた。

 映画は、歌手のさだまさしさんがアフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した実在の日本人医師をモデルに1987年に発表した名曲「風に立つライオン」が原案。長崎の大学病院からアフリカ・ケニアの熱帯医学研究所に派遣された医師・航一郎が、心に傷を負った元少年兵と出会ったことで医師としての生き方を見つめなおす……というストーリー。この日は三池監督も登壇した。

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