注目ドラマ紹介:「64」 ピエール瀧がNHKドラマ初主演 地方県警の広報官に

「64」に出演する(左から)山本美月さん、新井浩文さん、ピエール瀧さん、木村佳乃さん、永山絢斗さん、
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「64」に出演する(左から)山本美月さん、新井浩文さん、ピエール瀧さん、木村佳乃さん、永山絢斗さん、

 音楽グループ「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧さんが主演を務めるドラマ「64(ロクヨン)」がNHK総合で18日、スタートする。横山秀夫さんの同名小説が原作で、NHKのドラマ初主演となる瀧さんが地方県警の広報官を演じる。

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 ドラマは、昭和64(1989)年1月に起きた“ロクヨン”と呼ばれる誘拐殺人事件と、平成14(2002)年に起きたロクヨンを模倣した事件を地方県警の広報官・三上義信(瀧さん)の視点から描く。2005年に同局で放送された横山さんの小説が原作のドラマ「クライマーズ・ハイ」を手がけた、脚本の大森寿美男さん、演出の井上剛さんが再集結し、木村佳乃さん、新井浩文さん、永山絢斗さん、山本美月さんらが出演する。音楽は、連続テレビ小説「あまちゃん」などの大友良英さんが手がける。

 第1話「窓」は、三上(瀧さん)が刑事時代に関わったロクヨンの回想、地方県警の広報室と記者クラブとの対立、三上の長女の失踪などが描かれる。02年12月、三上は1週間後に急きょ行われることになった警察庁長官視察を取り仕切るよう命じられる。ロクヨンの時効が迫っており、長官が被害者の父親・雨宮(段田安則さん)を慰問する視察だが、記者クラブは長官会見への協力を拒否する。雨宮は長官慰問を拒み、広報室と記者クラブは交通事故の加害者を匿名で発表した件をめぐって激しく対立しており、三上は苦境に立たされる。

 18日からNHK総合で毎週土曜午後10時に放送。全5回。

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