俳優の市原隼人さんが15日、神田明神(東京都千代田区)で行われた主演映画「極道大戦争」(三池崇史監督、6月20日公開予定)の公開直前ヒット祈願イベントに浴衣姿で登場した。イベントでは、劇中に登場するカエルのキャラクターのKAERUくんがアクション演舞でヒット占いをするという企画があり、演舞開始の合図で大きなドラをたたいて鳴らした市原さんは「気持ちが強すぎて、ドラをたたくときに手までいっちゃって、腫れてますわ、今」と苦笑しつつ、「それくらい気持ちがこもっている」と主演映画への思いを語った。
ウナギノボリ
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「極道大戦争」は、伝説のヤクザがバンパイアだったという設定で、ヤクザバンパイアにかみつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまう……という異色のアクション作品。先日行われた第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された。海外からの評価に、市原さんは「素直にうれしい」と笑顔。内容に関しては「カエルが出たり、カッパが出たり、『あれ? 極道映画じゃなかったかな?』って、こんなクレージーな脚本初めて見ました」と苦笑いを浮かべつつ、「設定も世界観も唯一無二の作品になっている」とアピールした。
イベントには成海璃子さん、高島礼子さんも浴衣姿で登場。「極道の妻たち」シリーズ以来の極道役という高島さんは、「三池監督の作品が大好きだったので、台本読む前から『ぜひやらしてほしい』と言ったんですが、私くらいの女性の役が脚本上なくて、それでどうも若頭役らしいと。でも、女性が進出している時代ですから、若頭が女性でもOKかなと、ありがたく(役を)いただきました」と当時のエピソードを明かしていた。
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