元AKB48の板野友美さんが、2016年春公開のホラー映画「のぞきめ」(三木康一郎監督)で初主演を務めることが6日、分かった。“のぞきめ”にまつわる真相を追うことになるテレビ局の新米AD(アシスタント・ディレクター)を演じた板野さんは「撮影を終えた今、自分の殻を破った感じがしているので、映画の完成が待ち遠しいです」と手応えを語り、「みなさんも“新しい板野友美”を楽しみにお待ちください」と自信たっぷりにアピールしている。また第1弾のチラシのビジュアルも公開された。
ウナギノボリ
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映画はホラー作家・三津田信三さんの小説(角川書店)が原作。同じ場所で起きた時代の異なる二つの怪事件をベースにした物語で、日常のあらゆる場所に存在するほんの数ミリの隙間(すきま)から視線を投げかけ、目が合った人間を恐怖のどん底に突き落とす怪異“のぞきめ”の存在が事件のカギとなる。板野さんは現代に生きる新米AD・三嶋彩乃役で、ある青年の怪死事件を取材したことから、“のぞきめ”にまつわる真相を追うことになる……。
チラシは「覗(のぞ)かれたら 死ぬ」というキャッチコピーとともに大写しになった目玉のビジュアルに、眼球に映る不安げな板野さんの姿がある。もう一方のビジュアルは、背中に血痕がほとばしる板野さんの姿とともに「板野友美 すべて 覗かれる」という文字がデザインされている。
「覗かれているかもしれない」っていう怖さって、皆さんも普段生活する中で感じた経験があると思いますが、この映画はその恐怖を凝縮して描いています。私自身、怖いものが苦手でホラー映画は一度も観たことがなかったので、お話をいただいた時はどうしようと思いました。でも、やると決めてからは、いつもの私を捨てて、三木監督の演出に飛び込みました。撮影を終えた今、自分の殻を破った感じがしているので、映画の完成が待ち遠しいです。皆さんも、“新しい板野友美”を楽しみにお待ちください。
まず、従来のホラーという枠を崩すことから考えました。もちろん、恐いことは前提として、人間の悲しみや怒りを積極的に描こうと心がけました。もう一つは、今まで見たことのない板野友美の表情をどれだけ出すことができるか? それを彼女とも分かち合い表現していったつもりです。今までにない板野友美。この「のぞきめ」で堪能してください。
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