千葉真一:サミュエル・L・ジャクソンと映画製作を相談 題材は「武士道」?

サミュエル・L・ジャクソンさんとの親交を語った千葉真一さん
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サミュエル・L・ジャクソンさんとの親交を語った千葉真一さん

 俳優の千葉真一さんが7日、東京都内で行われた映画「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」(ヤルマリ・ヘランダー監督)のイベントにサプライズで登場し、同映画の主演を務める米俳優のサミュエル・L・ジャクソンさんとのプライベートでの親交を明かした。ジャクソンさんとの交流は、クエンティン・タランティーノ監督を通して始まり、約10年前から続いているといい「サミュエルと『何か(映画を)一緒にやろう』と話している。実現できるといい」と、長年温めているという映画製作の構想を語った。

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 千葉さんは、2002年4月に撮影したというジャクソンさんとのツーショット写真を公開し、「彼は大変日本好き。初めて会ったときに『大ファンだ』と、サインを求められた。びっくりしましたね」と振り返った。ジャクソンさんとは何度も食事をして「ゴルフが大好きな人だけれど、残念ながら一緒にはやっていない。映画の話ばかり」と苦笑。新渡戸稲造の「武士道」を映画化しようと脚本を書いており、「彼は侍みたいな精神が好き。一緒にやろうと話している。早く実現したいです」と、力を込めた。

 「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」は、ジャクソンさんが米大統領役で主演を務めたサバイバル・アクション大作。ヘルシンキに向かっていたムーア大統領(ジャクソンさん)だったが、テロリストによって大統領専用機「エアフォースワン」が撃墜されてしまう。テロリストたちは、危うく難を逃れたムーアを獲物に“地上最大の狩り”を始めるが、孤立無援となったムーアに臆病な13歳の少年ハンターが救いの手を差し伸べる……というストーリー。千葉さんは「私の大変親しくしているサミュエルの映画を見に来てくれた」と観客に感謝し、ジャクソンさんの魅力について「どんな時でも、どんな芝居でもまるで動じない。緊張感が全くなくていつも自然体なんです。あれはまねしようと思ってもできない」と絶賛していた。映画は15日公開。

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