機動戦士ガンダム:シャア専用オーリス、第2弾が10月発売へ ジオニックトヨタが発表

10月に市販化が発表されたシャア専用オーリス2のコンセプトモデル
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10月に市販化が発表されたシャア専用オーリス2のコンセプトモデル

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」の赤い彗星ことシャア・アズナブルをイメージした乗用車の第2弾「シャア専用オーリス2」が22日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれているキャラクターの見本市「キャラホビ2015」のジオニックトヨタブースで、10月に市販化されることが決まった。価格は未定。会場では7月に発表された「シャア専用オーリス2コンセプト」を展示。新デザインのシャア専用エアロパーツやマフラー、新たにシャア専用スポーツシートを搭載するなど、外装・内装をカスタマイズしたコンセプトカーに注目が集まった。

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 「シャア専用オーリス」は2012年8月、当時の新型オーリスをベースに製作したコンセプトカーとして初公開され、13年10月には市販モデルも発売、大きな反響を呼んだ。市販モデル開発にあたっては、ジオン公国を代表する重機メーカー・ジオニック社とトヨタ自動車が技術提携して設立したという設定の仮想企業「ジオニックトヨタ」(以下、ZT社)も設立され、“社員”となったファンから集めたアイデアや意見が生かされた。

 シャア専用オーリス2コンセプトは、今年4月に発表された新型オーリスの1.2リットル直噴ターボエンジンを搭載した「オーリス120T」をベースに開発。初代と同じくシャアのイメージカラーである赤を基調にしたボディーで、シャアの搭乗機体に付く「ツノ」(ブレードアンテナ)は残しつつ、内外装は随所で変更された。

 最大の特徴はホイールの周囲を包み込むオーバーフェンダー。スポーツカーなどの「エアインテーク」(空気吸入口)やモビルスーツ(MS)のエアダクトを想起させるデザインで、「シャア専用としての速さ、強さ」を表現した。また、内装では「より高い機動性とホールド性を確保するため」にシャア専用デザインのスポーツシートを用意した。

ほかにも、MSのスラスターをイメージした4本出しマフラー、ZT社のエンブレムを大きくデザインしたボンネット、ボディーの随所に配したデカール(シール)、手彫りでZT社のエンブレムと文字をトレッドパターンとして刻みつけた直径19インチのタイヤ……と細部まで徹底している。

 この日の発表会では、ZT社広報部でシャア専用オーリス2の企画を手がけたトヨタ自動車ネッツ店営業部の平松主・販売促進グループ長とシャア芸人として知られるぬまっちさんが登場。平松さんが10月にシャア専用オーリス2が全国のトヨタネッツ店で販売されることを明らかにし、「シャアの名に恥じぬ車両に仕上げたい」と話した。

 会場では、市販化決定を伝えるタブロイド紙「まんたんブロード」の特別号外も配布された。

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