ローカル路線バス乗り継ぎの旅:太川&蛭子の人気旅番組がまさかの映画化 初の海外ロケで来春公開へ

映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」に出演する太川陽介さん(左)と蛭子能収さん
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映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」に出演する太川陽介さん(左)と蛭子能収さん

 テレビ東京系の人気旅バラエティー番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が映画化され、2016年春に公開されることが10日、明らかになった。タイトルは「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」で、おなじみの太川陽介さん、蛭子能収さんのコンビに加え、マドンナ(女性ゲスト)として三船美佳さんが出演。初の海外ロケとなる台湾で過酷な“バス旅”を繰り広げる。

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 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、太川さんと蛭子さんのコンビに、マドンナ1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指す人気の旅バラエティー番組。2007年から不定期に放送されており、土曜夜のゴールデンタイムの放送で、コンスタントに10%を超える視聴率を獲得している。

 映画は全編4Kで撮影。「移動は原則として路線バス」「インターネット使用禁止」「宿は自分たちで探して交渉する」といった厳しいルールはこれまで通りで、言葉の壁と乗り継ぎに加えて、台風21号の直撃によるバスの運行停止という番組史上最大の危機にも見舞われながら、路線バスを乗り継いでゴールを目指す。

 映画化について太川さんは「バス旅が映画化されると聞いた時は驚きと不安でいっぱいでした。わざわざ映画館まで足を運んでもらって満足していただけるのか?」と語りつつ、「喜びと落胆の乱高下! きっと楽しんでいただけると思いますよ!!」とアピールした。

 一方、蛭子さんは「4日間で目的地に着けたかどうかは映画を見て確かめてください。自分たちは一生懸命やりました。ちなみに台湾のバスと日本のバスの違いは、(台湾では)バスの後ろに全面広告があり、後ろを見ても景色が見えません。これは運転手にとってかなりきついはずです」と台湾の路線バス事情を語っている。

 また、同番組のファンで、マドンナとしてバス旅に挑戦した三船さんは「まず驚いたのが、打ち合わせ資料の少なさ! 目の前にあるのは、台湾の地図がペラリンと1枚と往路のフライトスケジュールだけ」と仰天したことを明かし、ロケについては「台湾へ到着して大パニックの連続! 即ブチ当たった、言葉の壁! そしてまさかの台風直撃!! 困ってる私たちを見ると寄ってきてくれて、自分の時間も惜しまず手を差し伸べてくれる現地の方の温かさに助けられました」と撮影を振り返っていた。

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