お笑い芸人のおさるさんが28日、東京都内で行われた海外ドラマ「12モンキーズ」のDVDリリース記念イベントに登場。約8年前から書家名「宇都鬼（ウッキー）」として活動しているおさるさんは、これまで紙や筆代などにかかった費用は「500万円くらい」といい、「2年前くらい書ばかりをやっていて、僕の貯金をはたいたり、向こう（妻でタレントの山川恵里佳さん）の貯金をはたいたりしていたら、（山川さんが）『結婚詐欺だ。結婚する前にいっていた年収とえらい違う』といってきて、訴えられそうになった」と告白。「あまりにも書に時間と心をお金を費やしてしまった」と反省していたが、「向こうは怒りが収まっていないから、書で実証するしかない」と開き直っていた。

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　現在も山川さんは「働き詰め」といい、おさるさんは「2年前に実際にあった会話なんですけど、『本当に家計が苦しくなったらいってくれ、バイトでもなんでもするから』っていったら、『今なんだけど』って（キレられた）」と苦笑い。それでも「いまは応援ムードです」と明かしていた。

　「12モンキーズ」は、ブルース・ウィリスさん、ブラッド・ピットさんが出演し、1995年に公開されたSF映画をドラマ化。2043年、地球は未知のウイルスにより人類の99％が死滅。科学者のジョーンズは人類滅亡を救うため、一人の男「コール」を過去に送り込む。ウイルスを作った犯人を探し出すため、時間の旅に出たコールは「12モンキーズ」という謎の集団にたどり着くが……というストーリー。DVDボックスは6800円（税抜き）で3月24日に発売される。

　DVDのヒットを祈願し、書き初めパフォーマンスも行ったおさるさん。実は今回が“サルつながり”で初めて呼ばれたイベントといい、「本当におさるでよかった」とうれしそうな表情を浮かべていた。またタレントのベッキーさんと4人組バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音（えのん）さんとの不倫騒動について聞かれると「人生、山あり谷ありあるんだなって思いましたし、ちゃんと恋愛しているんだなと思いました」としみじみしていた。