お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが19日、神保町花月 (東京都千代田区)で行われたイベント「桂文珍的ココロ『神保町大阪文化祭!』」の会見に出席。芥川賞を受賞した初の長編小説「火花」に続く2作目について聞かれると、「降りてきている」と明かし、「まだまだですが、(1作目からの)プレッシャーは過ぎて、『できるぞ』『作れるぞ』という状況まできた」と説明した。
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また、又吉さんは後輩でお笑いトリオ「パンサー」の向井慧さんらとの同居を解消することを明かしているが、新居は「仲間が泊まれるように広めの家を探している」と後輩思いの一面も。それでも、芥川賞受賞後には「腹を減らしてる後輩が連絡をしてきて(自身を)食堂代わりにしている」とぼやいていた。
会見にはイベントをトータルプロデュースする落語家の桂文珍さんも登場。会見の前には又吉さんとの対談も行い、又吉さんの受賞について「(賞の主催者の)文藝春秋は何を考えているのでしょうか……」と衝撃を表しつつも、「たくさんの人に支持されて本の中身が優れていたのだと思う。最近はなかなか深い話をできる若手がいない。賢いんでしょうね」とべた褒めしていた。
「桂文珍的ココロ『神保町大阪文化祭!』」では、文珍さんが選んだ上方落語の古典「らくだ」と「壺算」、自身の創作落語「セレモニーホール『旅立ち』」の3演目を、「中川家」や「NON STYLE」の石田明さん、陣内智則さん、「矢野・兵動」、「テンダラー」の主演で芝居化。23日~5月7日に神保町花月で行われ、チケットは前売り3500円、 当日3900円(全席指定)。また、「神保町シアター」では、23日~5月6日に文珍さんがセレクトした大阪を舞台にした映画を上映する。期間中にはトークイベントなども行われる。