女優の清水富美加さんが、27日から放送される朝日放送(ABC)創立65周年記念の連続ラジオドラマ「ナデシコですから」(毎週月~金曜午前6時15分、全65話)に主演することが21日、明らかになった。清水さん演じるラジオ局ディレクターが、桐山漣さん演じる大企業の御曹司と結婚して、山村紅葉さん演じる姑(しゅうとめ)との日々が描かれるホームドラマで、声優の神谷明さんや女優の熊谷真実さんら豪華キャストも出演する“ラジオの朝ドラ”ともいえる内容。清水さんは「“今、あの人たちはどうしているんだろうか”っていう感じで、毎日の放送を聴いていただければうれしいです。元気になれるハッピーな15分間を楽しみにしていてください」と話している。
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ドラマは、東京のラジオ局で契約ディレクターとして働くヒロイン・岡野撫子(清水さん)が、大企業の御曹司・大和陽一郎(桐山さん)とドラマチックな恋に落ち、めでたく結婚。大阪での新婚生活には、陽一郎の母松子(山村さん)との過酷な嫁姑関係が待っていた……というストーリー。出演はほかに、ラジオ局プロデューサー山泉仙六役を神谷さん、撫子の母・岡野美由紀役を熊谷さん、ラジオ局構成作家のめぐみブライトマン役を小沢真珠さん、撫子の恩人・リリー役を水野久美さん、ラジオ局専務の白木谷太郎役を神保悟志さんが演じる。
清水さんは、初のラジオドラマに「ドラマや映画の撮影では、ワンカットを撮り終えるごとにメーク直しやカメラ位置の変更などがあるのですが、ラジオドラマではそうしたことなくどんどん進むので、グッと集中しやすい環境です。相手の声を聴いて役に集中しながら演じられるので、私には向いているなって感じています」と語り、ベテラン声優の神谷さんからは「相手の言葉を受けた“間”を入れるようにすると、臨場感が出るよ」など多くのアドバイスを受けているという。
また、ドラマの聴きどころについて「撫子が自分で起こすハプニングや、巻き込まれるハプニングに、めげずに果敢に自分の人生を突っ走っていく姿に勇気をもらえています。一人の女の子として、悩む部分もしっかりと描かれていますし、感情移入できるシーンも多いので、撫子の成長を見守りつつ、共感しながら楽しんでいただければ」と語る。さらに「ドラマではたくさんの人々と出会う中で、名言や豆知識がたくさん飛び出します! 私自身も“エエこと言ってもらえたなあ”とか“明日からこの言葉使おう!”と思えるような、すてきなせりふや豆知識も聴きどころです!」と語っている。