東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)の夏のイベントが8日、一般公開に先駆けて、関係者向けにお披露目された。新たなショー「彩涼華舞(さいりょうかぶ)」では、これまで二つのチームに分かれていたミッキーマウスらディズニーキャラクターたちが一つのチームとなり、水しぶきを上げるフロートで登場、個性的な演舞で夏祭りを盛り上げた。周囲ではフロートからの水はもちろん、舞台などからも大量の水が噴き上がり、観客はずぶ濡れになり、歓声と悲鳴を上げていた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
TDLは、園全体で和をテーマに「ディズニー夏祭り」を開催。「彩涼華舞」は、チップとデール、クラリスが「彩」、グーフィーとマックスが「涼」、ミニーマウスとデイジーダックが「華」、ミッキーマウスとドナルドダック、プルートが「雄舞」と、グループを作って、それぞれのフロートに乗り、シンデレラ城前の広場で、観客に激しいダンスを披露した。和風の音楽に合わせて登場したミッキーマウスたちは青色の衣装で水をまき、ミニーマウスたちは、ピンクの花びらのような衣装で、華麗に踊って観客を喜ばせた。
「彩涼華舞」は、9日からキャッスル・フォアコート周辺で1日3回公演予定。1回約20分間。シンデレラ城前は、どの席でも噴き上がった水が土砂降りのような状態で降り注ぎ、地面まで水浸しになるので、しっかりとした防水対策が必要となる。イベント終了後は、洋服の水をしぼったり、レインコートにたまった水を払う観客らであふれていた。夏祭りに合わせてランド内も和風の装飾が施されている。8月31日まで。