注目ドラマ紹介:「死幣」松井珠理奈のホラーサスペンス 川栄李奈、吉岡里帆、清原果耶も出演

「死幣」第1話の一シーン 連ドラ初主演となる松井珠理奈さん
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「死幣」第1話の一シーン 連ドラ初主演となる松井珠理奈さん

 アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈さん主演の連続ドラマ「死幣」(TBS系水曜深夜0時10分)が13日スタートする。他人の死が見える女子大生・南由夏(松井さん)が、手にした人間が次々と不可解な死を遂げる呪われた1万円札「死幣」の存在を知り、その真相を探る……という本格ホラーサスペンスだ。

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 松井さんは他人の死が見える第六感を持った経済学部の女子大生・由夏を演じる。由夏の友人たちはNHK連続テレビ小説(朝ドラ)に出演して注目された若手が続々登場。おしゃれと恋愛とスピリチュアルに夢中な林絵里菜役は、元AKB48で「とと姉ちゃん」でも好演した川栄李奈さん、「あさが来た」からは、郁美の高校時代からの親友、萩森一恵役の吉岡里帆さんと怖い話好きの由夏の妹・小夢役を清原果耶さん、「まれ」からは、投資家でもある同級生・灰谷源役の葉山奨之さんと由夏のゼミの先輩・上野真理役の中村ゆりかさんが出演。ほかにあこがれの先輩・三浦智志を山田裕貴さん、由夏と共に死幣の謎を追う刑事・若本猛役には、4月期「昼のセント酒」に主演した戸次重幸さん、由夏が所属するゼミの教授・財津太一郎役に筧利夫さんが演じている。

 第1話は、由夏が妹の小夢から、お金が欲しくてたまらない人に、呪いのお金“死幣”が突然届き、その死幣を使ってしまうと一万円札の福沢諭吉の肖像に黒い染みが浮かび上がり、使ってしまった人は残酷な死を遂げるという怪談を聞く。ある日、由夏と同じ財津教授のゼミに所属する友人・橘郁美(西田麻衣さん)が、街頭インタビューを受けているのをテレビで見かける。「整形したい」と答える郁美の顔が、キーンという耳鳴りのような音とともに一瞬ねじれたように由夏は感じた。この現象を見たときに不吉なことが起こるという不思議な能力を持っていた由夏は、急いで郁美のアパートに向かった。部屋に入ると足元には焦げた一万円札が落ちていて、美容器具が散乱する中、郁美はネックレスで首をつっていた……という展開。

 元AKB48の前田敦子さんが不倫におぼれる記者を演じ話題になった「毒島ゆりこのせきらら日記」と同じ深夜ドラマ「テッペン」枠を、松井さんが引き継いで、今度は本格ホラーサスペンスが展開する。第2話には、怪談家の稲川淳二さんが本人役でゲスト出演。小夢が稲川さんの大ファンという設定で、劇中で“死幣”にまつわる怪談も披露する。さらにスマートフォンのヤフー検索で「死幣」を検索すると、“恐怖の電話”がかかってくる、という企画も話題で、夏の夜をホラーで涼しくしたい人にはおすすめだ。

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