注目アニメ紹介:「3月のライオン」 羽海野チカの将棋マンガを新房昭之監督とシャフトがアニメに

「3月のライオン」のビジュアル(C)羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会
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「3月のライオン」のビジュアル(C)羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 羽海野(うみの)チカさんの将棋マンガが原作のテレビアニメ「3月のライオン」が、NHK総合で8日、スタートする。「魔法少女まどか☆マギカ」「<物語>シリーズ」など“とがった”演出のアニメを手がけてきた新房昭之監督とアニメ制作会社「シャフト」が制作することも話題になっている。

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 「3月のライオン」は、17歳のプロ棋士・桐山零と、川本家の3姉妹の触れ合いを描いたマンガで、2007年7月から「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中。11年に「マンガ大賞2011」「第35回講談社漫画賞」、14年に「手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した。実写映画が17年春に公開される。

 主人公の零は高校生のプロ棋士で、幼いころに家族を失い、一人暮らしをしていて、学校でもなじめずに孤独な日々を過ごしていたが、川本家の3姉妹と知り合い、真っ暗だった毎日が少しずつ変わっていく。羽海野さんが描く柔らかい世界観をシャフトと新房監督がどのように表現するのかも注目される。

 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などの河西健吾さんが零、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの茅野愛衣さんが川本家の3姉妹の長女・あかり、「PSYCHO-PASS サイコパス」などの花澤香菜さんが次女・ひなた、「七つの大罪」などの久野美咲さんが三女・モモを演じる。NHK総合で8日から毎週土曜午後11時に放送。

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