新作ゲーム紹介:「人喰いの大鷲トリコ」 世界的クリエーターが制作した7年ぶりの最新作

PS4用ゲーム「人喰いの大鷲トリコ」(C)Sony Interactive Entertainment Inc.
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PS4用ゲーム「人喰いの大鷲トリコ」(C)Sony Interactive Entertainment Inc.

 「ICO」と「ワンダと巨像」で世界中のゲームクリエーターから高い評価を受け、数々の賞を受賞した上田文人さんの7年ぶりの最新作「人喰いの大鷲トリコ」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)がPS4で発売された。翼を持つ巨大な獣「トリコ」と少年が協力しながら謎や仕掛けを解いていくアクションアドベンチャーだ。

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 傷つき、首輪につながれたトリコの目の前で眠りから覚めた少年は、トリコを解放して仲良くなり、互いに協力し合いながら洞窟(くつ)を進んでいく。さまざまな思惑や集団が存在する中、少年とトリコは洞窟(どうくつ)の外に広がる広大な世界を冒険していく……というストーリーだ。

 プレーヤーは少年を操作し、物をつかんで動かしたり、トリコによじ登ったりできる。トリコは直接操作できないが、大声で呼んだり、トリコが好きな食べ物の入ったタルを使うなどして誘導できる。1人では上れない段差でも、うまくトリコを誘導して背中によじ登れば越えられる……という具合だ。

 トリコはAI(人工知能)で制御され、トリコ自身の状況やトリコをとりまく環境によって、同じシーンでも違う行動を取ることもある。戦闘で興奮した状態でも、体をなでれば落ち着かせられる。トリコの状態に常に注意し、周囲を観察して使えるものがないか試行錯誤して謎を解くのが醍醐味(み)だ。

人喰いの大鷲トリコ(PS4) CEROレーティングB(12歳以上対象) ソニー・インタラクティブエンタテインメント 6900円(税抜き、ダウンロード版も同じ) 12月6日発売

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